店舗づくりコラム

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【カフェ・飲食店編】店舗デザインにあったショーケースの選び方

店舗デザイン・設計施工の株式会社アースラインです。

カフェ・飲食店のショーケースは、お客様の注文意欲に直結する重要な要素の一つ。商品をより美味しそうに見せるためにも、ショーケースのデザインはこだわりたいところです。

今回は、食品を美味しそうに見せるショーケースの選び方について考えていきます。

 

素材から選ぶ

 

ショーケース アルミ

アースライン施工事例

まずは、陳列される商品の印象を左右するショーケースの素材を決めましょう。

 

フレーム

ショーケースの縁を囲うフレームは、お店の雰囲気・陳列される商品とマッチしているかを基準に選ぶのが大切です。

 

アルミ

一般的に冷蔵のショーケースによく使われており、シャープな美しさとコストパフォーマンスを両立した優秀な素材です。デザイン・構造だけでなく、カラーもシルバー・ブラック・ブロンズなどシンプルなものが多いため、迷った場合はアルミフレームがおすすめです。
ただし、スタイリッシュである代わりに若干冷たい印象になりやすいので暖かな印象でまとめたい場合には向きません。

 

木製

ショーケース 木製

 

木製のフレームは、特有の温かみを感じさせる素材です。そのため、ショーケースとしての機能はもちろん、インテリアとしての魅力もあります。また、塗装などの加工次第で印象をがらりと変えられるので、デザインのカスタマイズ性にも優れています。ナチュラルな印象のパン屋や、和の雰囲気を重視した寿司屋のネタケースなどで使われています。加工でシャビーな雰囲気にすれば雑貨屋さんなどの物販店にも最適です。

 

フレームレス

フレームのない「フレームレス」タイプのショーケースは、視線を遮るものがないので、商品を見やすいのがメリットです。デパートのスイーツショップなどに使われる事が多いです。
人によっては、どこかデザインに物足りなさを感じることもあるので、腰部を木製にするなどデザインの工夫を加えると見栄えが良くなります。

 

表面材

ガラス

ショーケースに用いられる一般的な素材です。本物のガラスは高級感があり、透明度も抜群なため、陳列された商品を美しく魅せられます。その反面で割れやすいというデメリットを抱えていますが、強化ガラスや特殊フィルムを用いることで、耐久力を高めれば、万が一割れた場合の被害を抑えられます。アルミ+ガラスのショーケースは丁寧なメンテナンスをすれば数十年ほどの長期使用にも耐えるのが強みです。

アクリル

軽いので持ち運びや加工、取り扱いが容易な素材です。それでいて、技術の向上により、近年ではガラスにも負けない透明感をもつ商品も出てきました。ガラスとは違って割れる心配はありませんが、細かいキズがつきやすいので、メンテナンスの際は注意が必要です。さらに、熱にも弱いので、使用場所や用途によっては向いていないこともあります。

 

調達方法を考える

どのようなショーケースを採用するか決めたら、予算などと相談して調達方法を考えましょう。

 

新品

新しいショーケースはキズや汚れの心配がなく安心して使用できます。また、オーダーメイドや特注品を取り扱っている業者もあります。サイズや形、デザインなどを理想のものにできるため、好みのものが見つからない場合は作ってもらうのも一つの手法です。

中古

中古のショーケースは、安価で経済的です。なかでも訳アリのものは、新品の10分の1ほどの値段で買える場合もあり、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。とはいえ、商品を陳列する以上、見栄えには気をつける必要があります。キズや汚れが目立つものは避け、商品の状態をよく確認してから購入してください。

リース

初期費用を抑える方法として、機器のリースがあります。
リースなら月々の支払いとなりますので、初期費用をぐっと抑えられ、その分運転資金に充てることができます。

ただしリース契約の場合、途中解約ができません。万が一、契約期間満了前にお店を閉店することになった場合でも、契約期間分のリース料金を支払わなければなりません。
また、リースの場合、初期費用を大きく抑える代わりに、最終的に新品で購入した場合と比べて、支払う総額は高くなります。
長期で使用する予定であれば買った方が結果的に安い場合もありますので、機器類をどう調達するかは慎重に選択しましょう。

 

食品の陳列に適した照明

 

ショーケース 照明

アースライン施工事例

紫外線や熱を出さないため、食品を傷めないLEDはショーケースの照明に適しています。照明の色は、温かみがあり食べ物を美味しく見せる電球色がおすすめです。
ただし、冷たいデザートや飲み物に限っては、青白い昼光色の方が効果的な場合もあります。陳列する商品よって、適した照明を採用するのが重要です。

参考記事(照明の色について)
【塾・スクール編】内装にあった照明の選び方

 

アースラインはカフェ・飲食店の店舗デザインの実績も豊富です

カフェ・飲食店だけでなく、さまざまな施工事例をもつアースラインでは、店舗のデザインに関するご相談も承っています。

商品を美しく見せる店舗のデザインは株式会社アースラインにおまかせください。

 

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