店舗づくりコラム

Blog


【塾・スクール編】内装にあった照明の選び方

店舗デザイン・設計施工の株式会社アースラインです。

日本で取得できる資格は3,000以上あるといわれており、子どもだけでなく、資格を取得するために大人もスクールに通う時代になりました。

今回は、塾やスクールを開業するにあたって、どのような照明を選択するのが望ましいのかを考えていきます。

 

照明の色を考える

 

照明色

 

照明の色は大きく分けて5種類あるといわれており、暖色系から順に「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」と青白い色に近づいていきます。照明色は、部屋の印象を左右するだけでなく、人間の心身にも影響します。今回は、一般的に用いられる「電球色」「昼白色」「昼光色」の3つの特徴と、学習塾・スクールに適した色について説明します。

 

電球色

電球色は温かみのあるオレンジ色の光が特徴です。やわらかな光は目が疲れにくく、落ち着きをもたらします。そのためリラックスしたいレストランなどに用いられます。
反面、リラックス効果により眠気を誘発する可能性があるので、学習塾やスクールには向いていません。

 

昼白色

昼白色は、自然な太陽光に最も近い光の色をしています。明るさもほどよく、扱いやすい照明色なので、適用範囲の広い色です。昼光色の強い光は、目が疲れやすいので、気になる場合はこちらを選ぶとよいでしょう。

 

昼光色

昼光色は、やや青白く光るのが特徴的で、この3つのなかではもっとも明るく発光します。青という色には集中力を高める効果があるだけでなく、文字などの細かいものが見やすいという長所があります。そのため、学習塾・スクールにもっとも適した色の照明だといえるでしょう。実際に、多くの学習塾・スクールでは昼光色の照明を採用しています。

 

 

照明はLEDを選ぼう

 

従来は、白熱灯や蛍光灯といった照明が使われていましたが、時代の移り変わりによって、現在ではLEDが主流となっています。
では、なぜLEDがいいのか、特徴をお伝えします。

 

LEDの特徴

白熱電球の寿命は約1,000~2,000時間、蛍光灯は約6,000~12,000時間、LED照明では約40,000時間と言われています。LED電球の消費電力は白熱電球と比べて大変少なく、寿命はどの電球よりも長いです。

蛍光灯は繰り返しオンオフをすると消耗し、寿命を縮めるといわれますが、LEDの場合は頻繁につけたり消したりしても寿命が縮むことがありません。その為、電球の交換頻度が少なくて済みますので、手間と管理費も最小です。

他にも、応答性が良いことや、色のバリエーションが豊富なこと、紫外線が出ないため洋服や美術品などに使用しても変色や退色が起こりにくいのが特徴です。

 

天井の照明

 

施工事例(スクール)

アースライン施工事例

LEDは長時間使用していても熱くなることがないので、”スクールの教室”という籠った空間でも空気が暖められ、生徒が暑い…という事もありません。

 

デスクライト

 

デスクライトを使用する場合は、「長寿命である」「うっかり触れてしまっても熱くない」といった優秀な特性を持っているため、LEDが最適です。

デスクライトは施工の際に埋め込むのが望ましいのですが、やむを得ず後から設置する場合は使い勝手のいいものを選びましょう。スペースがあれば簡単に設置できる「スタンドタイプ」や、仕切りをクリップで挟むだけなのでスペースを取らない「クリップタイプ」が便利です。

 

参考記事
【照明】印象を良くする!売上に効果的なテクニックとコツ

 

実績が豊富なアースラインに、塾・スクールのデザイン・施工はおまかせください

 

照明は、内装の印象はもちろん生徒さんの学習効率も左右する重要なポイントなので、専門業者に相談するのが確実です。

塾・スクールをはじめとしたさまざまな施工事例の実績をもつアースラインでは、照明効果を意識したデザインも取り扱っています。

照明だけでなく、その他デザインに関してもぜひお気軽にご相談ください。

 

関連する記事