店舗づくりコラム

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東京都ー感染対策に関する内装・設備工事費の助成金申請受付が6月30日まで延長になりました!

コロナ禍のいま、飲食店にはコロナウイルス感染防止対策が強く求められています。どの店舗も法的に必要な換気量はクリアしていますが、より一層の換気や非接触の環境を意識したお店づくりが必要です。

東京都は、これまでも中小企業の感染対策に関する内装・設備工事費の助成を行ってきましたが、助成金制度の申請が2021年6月30日(水)まで延長となりました。

予算額に達した場合、申請の受付期間中であっても受付終了となる可能性があるため、できるだけ早い申請がおススメです。

そこで今回は、東京都の内装・設備工事の助成金制度についてご説明します。
店舗のダクト

助成金制度の概要【中小企業による感染症対策助成事業】

申請する「単独申請」「グループ申請」の各コースで助成対象経費や助成限度額などに違いがあるので注意が必要です。詳細は、東京都中小企業振興公社サイトをご確認ください。

東京都助成金

申請前に確認すべきこと

助成金の対象になる事業やどのような感染対策をするのかなど、申請の前にしっかり確認しておきたい項目をご説明します。詳しくみていきましょう。

助成金制度の利用対象者

「単独申請」コースの場合、対象者は東京都内の中小企業者(会社及び個人事業者)、一般財団法人、一般社団法人、特定非営利活動法人(NPO法人)、中小企業団体などです。

「グループ申請」の対象者は、東京都内の3者以上の中小企業者等で構成されるグループ(共同申請)、中小企業団体などとなっています。

助成金の申請受付期間と助成対象期間

東京都中小企業振興公社の助成金の概要には、「申請受付期間」と「助成対象期間」が書かれいています。間違えやすいのでご注意ください。

「申請受付期間」は、2021年1月4日から2021年6月30日一方「助成対象期間」は、2021年1月4日から2021年8月31日です。

「申請受付期間」とは申請ができる期間であり、それ以降は申請を受け付けてもらえません。また予算額に達した場合も、受付は終了となります。

「助成対象期間」とは、助成対象となる契約・購入・支払いなどを実施する期間のことです。

自店舗の「感染予防ガイドライン」を決める

助成金の申請を行うには「感染予防ガイドライン」に基づいたコロナ感染防止対策であることを明確にする必要があります。業界や自治体ごとにたくさんのガイドラインがあるので、まずは経営する店舗が該当する団体のガイドラインを検索して探し出しましょう。

参考サイト
業種別ガイドライン(文部科学省)

申請の準備する人

助成対象となる工事および備品とは

どのような感染対策が助成金の対象になるのでしょうか。助成制度がはじまった当初は対象でなかった、マスクやアルコール消毒液などの消耗品も助成の対象に含まれていますので確認しましょう。

助成対象となる工事

「工事」「据付」「組立」「設置」「施工」などを含む内装・設備工事費が、助成対象です。

たとえば換気がよくない店舗であれば、ガイドラインの「換気の悪い密閉空間を避けるため、建物や施設内の定期的な換気を行う」という部分に基づき、換気のために換気設備の設置工事や網戸の設置工事を申請できます。

また飛沫防止の「パーティション設置工事」や接触機会を減らすための「自動水栓洗面の設置工事」なども助成対象です。
手を触れずに水が出る

助成対象となる備品

単独申請コースでは「サーモカメラ」や「サーモグラフィー」といった、1点あたり10万円以上(税抜)の備品が助成対象です。

グループ申請コースでは、消毒液、マスク、フェイスシールド、使い捨て手袋、アクリル板などの消耗品が対象となります。

助成金はいくらもらえるのか

助成金には、「助成限度額」「助成率」「申請下限額」があります。これらを確認すると、おおよその助成金や店舗負担額が把握できます。各項目を詳しくみていきましょう。

助成限度額

単独申請コースでは、50万円(ただし、内装・設備工事費を含む場合は100万円、換気設備工事を含む場合は200万円)です。

グループ申請コースの場合、助成限度額は30万円です。

助成率

単独申請コース、グループ申請コースともに、助成対象となる経費のうち、助成金として交付される金額の割合は、助成対象と認められる経費の3分の2以内(千円未満は切捨て)です。

申請下限額

単独申請コースの助成金申請下限額は、10万円です。

助成率は、経費の3分の2以内という条件があるため、申請下限額の10万円を上回るには、経費の総額(内装・設備工事費と備品購入費の合計)が15万円以上(税抜)となる必要があります。

また備品においては、1点あたりの購入単価が10万円以上(税抜)でないと申請できません。

たとえば、助成対象となる140万円の「換気設備工事」と40万円の備品を購入した場合、税抜き合計金額は180万円。その3分の2である120万円が助成対象経費です。そして残りの60万円と消費税分を、店舗経営者が負担します。

グループ申請コースの場合、申請下限額の設定はありません。

なお助成金は後払いのため一時的に全額負担する必要がありますので覚えておきましょう。

 

外部から店舗内に新鮮な空気を入れるには、窓などの開口部を作らなければならないケースもありますが、換気設備の状況は店舗により異なります。

アースラインでは丁寧に現地調査を行い、その店舗にあった換気の方法や換気設備などをご提案いたします。この機会に、換気設備やそれに伴う内装工事についてもお気軽にご相談ください。

※助成金につきまして、アースラインでの申請等は行っておりません。東京都中小企業振興公社のHPにて申請方法をご確認ください。

コロナウイルス感染防止対策もアースラインにおまかせください!

店舗デザイン専門のエキスパート集団「アースライン」では、物件探しからアフターフォローまで店舗づくりをサポート。30年以上の経験に基づいた確かな知識と技術で、オーナー様が望むオンリーワンの店舗をカタチにします。

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