店舗づくりコラム

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【これから独立開業する人へ】飲食店を成功させる物件探し5つのポイント

店舗デザイン・設計施工の株式会社アースラインです。

アースラインに、独立開業のご相談をしてくださる方の多くは、飲食店の開業を考えています。

しかし、多くの人が考えているよりも独立開業というのは難しいもの。開店から3年以内におよそ7割の飲食店が閉店し、10年続くのは1割ほどだというデータがあるほどです。このことから、しっかりとした下準備をしなければ、せっかく開いたお店が長続きしないということが分かります。

お店を長く続けていくためには、どんな物件を選ぶかが非常に重要です。今回は、8割の人が知らない飲食店を成功させる物件探しのポイントをご紹介します。

物件探し

1.顧客をいかに常連にするかが成功のカギ

顧客は来店頻度によって大きく3つに分けられます。

新規顧客:はじめて来店した顧客のことを指します。多くの場合は、お店の情報を知ったか、たまたま通りかかったなどの理由で来店します。

既存客:過去に来店した経験があり、お店の良さを体感している顧客を指します。しかし、来店周期は長いためお店との関係性は弱いことがほとんどです。

固定客:いわゆる「常連」と呼ばれる顧客です。お店との関係性が強く、短い周期で定期的に来店します。

飲食店を安定的に経営していくには、顧客を引きつける工夫が必要です。新規顧客をなるべく多く獲得し、既存客から固定客になるような工夫をしましょう。そして、既存客・固定客が離れていかないようにすることも大切です。

顧客が飽きないメニュー作りや、効果的な宣伝など、工夫の方法は多岐にわたります。そのなかでも、特に集客に影響するのがお店の立地・外観・内装です。これらの要素が揃ってはじめて、成功への第一歩を踏み出すのです。

2.地域とお店のコンセプトはマッチしているか

地域と店舗

飲食店を開業したいと考えている人の多くは、「○○区に出店したい!」と、出店する地域をすでに決めています。しかし、お店のコンセプトと出店する地域がマッチしていなければ、集客に苦戦するのは目に見えています。

例えば、ハンバーガー店を開業するとします。お店を繁盛させるためには、ハンバーガーを好んで食べる層が住んでいる・利用する街に出店するのが適切です。具体的には、ファミリー層が主な住人である新興住宅地や、近辺に高校や大学のある街が好ましいと考えられます。

なかには、シニアをターゲットにしたハンバーガー店といった、一見ミスマッチな組み合わせで成功する飲食店もあります。こういったお店は、競合が少ないというメリットこそありますが、それ相応の工夫がないと集客に結びつきません。独立開業の1店目としては、リスクの高い選択だといえます。

もしも出店する地域を間違えてしまったら?

出店してから地域の選択を誤ったことに気がついた場合、新たな地域に移転するのには、かなりの資金が必要になります。お店を継続し、出費を抑えるならコンセプトを変更するのが賢明です。

出店してからの移転・路線変更は費用も時間も膨大にかかります。コンセプトと地域がマッチしているかは慎重に判断しましょう。

3.独立開業で出店するなら小都市が狙い目

出店したい地域の候補として、銀座や新宿のような大都市をあげる人もいます。ですが、独立開業で出店をする地域の選択として、こういった大都市はおすすめできません。

例えば、下北沢や代官山はハンバーガー店とマッチしていますが、競合の多い大都市なので独立開業で勝負をするには厳しい地域です。

ネームバリューがないと路地裏は厳しい

なかには、大都市の路地裏で繁盛している飲食店が、メディアに取り上げられているのを見て、憧れを抱く人もいるでしょう。

しかし、そういった飲食店は、それまでの積み重ねでネームバリューがあるなど、カラクリがあることがほとんど。いくらコンセプトや内装にこだわっても、人の目に留まらなければスタートラインにも立てません。集客のためのカラクリがない状態での路地裏出店は、避けるのが賢明です。

そういったことを考えると、独立開業をするなら、競合が少なく賃料も安く抑えられる小都市が狙い目です。

4.賃料の安さや広さよりも「立地」の良さを重視しよう

小都市

独立開業1店目の候補地としては、賃料が安く抑えられる小都市は狙い目です。ただし、大都市ほどの人がいない小都市だからこそ、立地の良さは重要視してほしいポイントです。

ビルの上階や人目につかない場所を選んでしまうと、来店客数が大きく減少し、立ち行かなくなる可能性が高くなります。

家賃は固定費なので、少しでも抑えたいという気持ちはよくわかります。

しかし、家賃の数万円を節約できても、売り上げが上がらず、高額の広告費を投入することになれば、かえって損をしてしまうのです。

目先の固定費を節約したら、後の広告費が膨大に

広告を出す場合、数万円でできることはごく限られます。飲食店のポータルサイトに広告をだしてもその金額では高い効果は望めません。ならば、その数万円を家賃に回す方が、よっぽど集客につながります。

立地の良い物件は「そこにお店がある」だけで、高めの賃料に見合うどころかそれ以上の宣伝効果があるのです。

5.外食を楽しめる空間を提供しよう

レストラン

お店に来店してくれた新規顧客を、既存客・固定客へと定着させるためには、外食ならではの付加価値をつけましょう。

ポイントは、顧客の「家とは違う空間で食事を楽しみたい」「友人・家族と食事を楽しみたい」という要望を満たすこと。安価でおいしい飲食店が数多く見られる現代において、癒やされる・価値のある空間で食事を楽しめる高級店は、こういった需要を満たして飲食店業界で生き残っているのです。

たとえ高級店ではなくても、「外食が楽しめる空間」であるかは重要です。そのためにも、お店の内装デザインにも独自性を出すといいでしょう。

居抜き店舗利用はよく考えてから

居抜きの最大のメリットは費用を抑えられること。とはいえ、いくら費用が抑えられても、前の店舗のイメージを引きずったり、設備の古さからくる汚れが残ったりと、いいことばかりではないのが現実です。

飲食店を居抜き店舗で開業するなら、設備の状況や今後のメンテナンスについてなど、しっかりと見定め、本当に節約していい部分なのかをよく考えてからにしましょう。

店舗の内装デザインはアースラインにおまかせください!

店舗デザイン専門のエキスパート集団「アースライン」では、物件探しからアフターフォローまで店舗づくりをサポート。30年以上の経験に基づいた確かな知識と技術で、オーナー様が望むオンリーワンの店舗をカタチにします。

アースラインは、大掛かりな設備が必要な重飲食がもっとも得意。その経験に裏打ちされた確かな知識と技術で、どのような業態でも対応することが可能です。カフェやレストランなどの飲食店のほか、クリニック、サロン、アパレル、スクールなど幅広い業態の施工事例・実績をもっています。

お問い合わせ・お見積もりを無料で行っていますので、店舗づくりについてのご相談はお気軽にお問い合わせください。

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