店舗づくりコラム
Blog
店舗デザインで見落としがちな空間上部の上手な使い方
ショップのレイアウトを考えるとき、空間上部のレイアウトや装飾を置き去りにしてしまうケースは少なくありません。
予算面での問題で空間上部を後回しにしてしまう場合もありますが、意外にも空間上部は有効活用さえできればかなり目を引く販促物になります。
お店の外から何気なく店内を見たときに空間上部が華やかだと目を引きますよね。
今回は、店舗の空間上部の有効的な使い方をご紹介します。
天井から吊り下げる
天井から照明やPOPなどを吊り下げて演出・案内などを施すパターンです。
店内を立体的に装飾できるだけでなく、むき出しの天井を隠すことによって無機質な空間に温かみや華やかさをプラスすることができます。
また、100円ショップやスーパーなど面積の広いお店では、どの商品がどこにあるのか、天井から吊るし看板で示しており、空間を有効活用されています。
メンテナンスなども必要ですが、照明以外の装飾であれば好きなタイミングでデザインを変えられる手軽さもあります。
壁自体を装飾する
壁その物を、彫刻・欄間やクロス・ウォールステッカーなどで装飾するパターンです。
これから出店するなら、彫刻やクロスでの装飾もいいですが、既存店に手を加えるなら、ウォールステッカーが手軽です。
現在、空前のDIYブームでウォールステッカーの専門店も増えており、特に注目されているアイテムです。
壁全面にステッカーを貼るのもいいですが、好きなところにポイントで貼ってアクセントにするのも良いでしょう。
棚上ディスプレイ
空いてしまった空間上部を有効的に使うのに、一番手軽なのが棚上ディスプレイです。
シーズン物や売込みたい商品などをお洒落に装飾するパターンです。
高い位置は店の外からも目につくので集客にも有効的です。
商品陳列に使う場合と、写真や関連アイテム・備品などで装飾する場合があり、店内の商品レイアウトやショーウィンドーなどと同じくらいセンスが問われる、重要な箇所になってきます。
よく見かける例では、英字の本やユーズド感のあるトランクなどを使ってディスプレイ台代わりにしたり、肩から上のみのボディーにスカーフや帽子などを着せ付けてディスプレイすることが多いです。
他にも、あえて天井付近まで商品を積み上げて圧巻の品揃えをアピールすることもあります。
ひとつのアイテムで色展開が豊富な場合や、同じ見た目でも種類が豊富な化粧品や飲料物の場合は、在庫幅をアピールできるのでこの手法がお勧めです。
単純に商品を魅せる為や、天井そのものを隠す為、POPや案内を施す為など、空間の活用方法は様々です。
限られた空間の中でスペースを有効活用して、お客様へ最大限アプローチをしていきましょう。
株式会社アースラインです。お知らせなどを発信しています。
関連する記事
-
- 2019.12.09
- 店舗づくりコラム
-
- 2018.06.01
- 店舗づくりコラム
-
- 2019.11.06
- 店舗づくりコラム
-
- 2019.04.05
- 店舗づくりコラム