施工事例
Works
ニコンメガネ 南青山店
見え心地を作る ニコンメガネ フラッグシップショップ
東京都港区南青山 ニコンレンズウェア 世界唯一のフラッグシップショップ『ニコンメガネ』
元々、丸の内にお店を構えていらっしゃいましたが、この度 南青山にリニューアルオープン。
デザイン設計・施工をアースラインが担当させて頂きました。
コンセプトは、” 見え心地を作るメガネショップ ”
フレームではなくレンズから選びメガネを作る、他にはない新しいメガネショップです。
ご要望
・ニコンメガネの旗艦店・フラッグシップショップとなる店舗を作りたい
・検査、体験スペースは一番重要なポイントなのでアピールしたい
・一般的なメガネ店とは異なる ” 全く新しいつくり方のメガネ店 ” という所をアピールしたい
→フレームではなくレンズから選ぶ、レンズメーカーならではの特別感
・お客様の安心感を重視
→作業している手元を見せる、値段・価格のご説明など
・南青山のファッション性を活かしたスタイリッシュなデザイン
店内は「南青山」という立地に相応しい、白と黒で統一されたスタイリッシュなデザインに。
地域の特性に寄せながらも、ニコンのイメージにぴったりな高級感のあるシックな内装に仕上がりました。
ガラスの向こうは一番重要な検眼室となっています。
ご高齢のお客様や補聴器をご利用のお客様もいらっしゃるという事で足音などの物音が、問診や検眼を邪魔しないよう床はカーペットになっています。
問診・待合スペース
店内中央にあるソファでは視力やメガネについてのご相談や、ライフスタイルについての問診を行います。
仕事や趣味など、ライフスタイルが違えば必要な見え心地も異なります。
一人一人のライフスタイルに合わせたメガネを作るために詳しく問診を行うのです。
検眼室
検査室の一部はガラス張りになっています。
なぜガラス張りかというと、程よく開けた空間にする為。
普通は隠れていることが多い検査室ですが、ニコンメガネ様のご要望にもある通り、検眼室・体験スペースは最大のアピールポイント。
ニコンメガネでは検眼室が要になりますので一番目立たせたい箇所なのです。
検眼室は暗くして使用する場合もあるため、暗くできる部屋をもう一部屋用意しています。
最新の機器を使った検眼は国内のみならず、海外からも見学が来られるほどだそう。
また、感染症拡大防止対策として、個室にオペレーターと一緒に入る必要が無いよう、オペレーターは別室から指示を出す仕様に致しました。
体験ブース
こちらは体験ブース。
テストレンズが出来たら、こちらで見え方の確認を行います。
様々なシーンをご用意しており、リビングで食事をとるシーン、ノートパソコンの画面、デスクトップの画面などそれぞれのライフスタイルに合わせて確認していきます。
ここで、初めに問診で伺ったライフスタイルが関係してくるというわけです。
ノートパソコンとデスクトップでは見え方が異なりますので、普段どちらを使うかによって体験シーンを変えるのです。
他にも、趣味などで楽器をなさる方のために、譜面台と楽譜のご用意もございます。
反対側にはフィッティングブースとレンズオプションご紹介ブースもあります。
体験ブース・フィッティングブース等は、今後店舗が増えることなども考慮して、ユニット化したいというご要望があり、写真のようなデザインになりました。
ユニットごとに切り取って、部分的に分けても使える仕様になっています。
陳列スペース
メガネ屋さんと言えばフレーム陳列ですよね。
ニコンメガネは普通のメガネ屋さんとは異なり、レンズ中心なのですが、フレームも豊富に取り揃えており、
有名ブランドのメガネフレームなども数多く並んでいます。
フレーム陳列スペースは他のスペースとは分けたい。というご要望を頂きました。
アイデアは様々ありましたが、店内のほとんどを黒ベースにしているため、この一角だけ白メインのスペースにし、色で分けることに。
色分けすることによって、壁や衝立で仕切ることなく、でもきちんと分けられている。そんな ” 見えない仕切り効果 ” が得られています。
作業カウンター
作業カウンターはニコンメガネ様のご要望で少し低めの設定に。
こちらのカウンターでは、メガネの微調整などを行います。
カウンターを低くし、作業中の手元を見てもらうことによってお客様に安心感をもってもらうためです。
「何をしているか分からないとお客様を不安にさせてしまう、お客様の不安要素となるような事は無くすべき」、というニコンメガネ様のお客様への想いがここにも表れています。
今回、ニコンメガネ様の旗艦店となる南青山店ご出店のお手伝いをさせて頂きました。
一人のために一からメガネをつくるニコンメガネ 南青山店様
是非、最高の見え心地を体験しにいらしてください!
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