店舗づくりコラム
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【居酒屋編】店舗デザインで考えるリピーターの増やし方
新規客もさることながら、よりリピーターが多く経営自体も安定している居酒屋には、それ相応の明確な理由が存在します。
今回は居酒屋において、リピーターを獲得する為にはどうするべきか、また店舗デザインの側面からリピーター獲得につなげるための方法を考察します。
リピーターを多く集める居酒屋の特徴とは?
リサーチ&コンサルティング会社である株式会社メディアフラッグが、覆面調査員を使った「また来たいと思える飲食店の傾向分析」という調査結果を公開しています。その結果によると、飲食店においてリピーターとなる要因は以下のようにまとめられています。
飲食店におけるリピートの要因
- <接客> お客様が予想できない、ちょっとした気配りや丁寧さがポイント
- <店内環境> 店内がきれいに清掃されているのはあたりまえ。雰囲気づくりが出来ていると更に高評価
- <商品クオリティ> 自信を持っておすすめできる一品はある?価格、ボリューム、味のバランスが重要
(出典:「-また来たいと思える飲食店の傾向分析- スタッフの気配りと表情、お店の雰囲気がリピートの決め手」)
この中で注目したいのが2番目の「店内環境」です。
清掃などの衛生面も大切ですが、お店の料理やコンセプトに合ったデザイン・店内装飾もとても重要な演出となります。
和食、アジア料理、ヨーロッパ料理などの地域分類、肉、魚といった商品分類など、多くのコンセプトが存在する居酒屋において、お店に合った空間づくりを目指すことこそ、「また来たくなる」要因となります。
そもそも居酒屋は、忘年会や歓送迎会などイベント事に利用されるケースが多く、ほかの飲食店よりも「楽しい雰囲気」「盛り上がる雰囲気」が求められる事も多いです。
それでは、居酒屋における「楽しい雰囲気づくり」をするにはどうすればいいのでしょうか。
雰囲気づくりで「記憶に残る」居酒屋に
個人経営の居酒屋が低価格のチェーン店と対等に競争していくためには、安さだけじゃない ”お客様の記憶に残る”お店作りをする必要があります。壁の色使いや、家具の素材、照明、ファサード(外装)を決めるには、経営者自身が自店のコンセプトづくりをしっかりと把握しなければいけません。
明確なコンセプトと店舗デザインを合致させた例として、弊社アースラインが手がけました案件の一部をご紹介致します。
海と潮の匂いを感じる漁師系居酒屋 「天月」
浜焼きをメインとした海鮮居酒屋です。
ファサードから海の匂いと活気のある雰囲気が伝わるように、照明やすだれ・パイプを効果的に使用しました。
漁師小屋で漁師さんから食事を提供してもらうかのような、漁師町っぽい活発な雰囲気と非現実的な特別感をファサードで表現しました。
また、内装は”粋”を感じられるよう、あえて一部をコンクリート打ちっぱなしに。コンセプトに合致した雰囲気を演出しながら、コストダウンも同時に叶えました。
そば居酒屋 「つかさ」
そば居酒屋であるこちらのお店で感じていただきたかったのは「和」の雰囲気。
和モダンの雰囲気を高めてくれる黒と白をベースカラーとし、高級和食店とも思えるような、和の世界感を楽しめる色・素材で仕上げました。
また、こちらの店舗のメインメニューである「京風おでん」を意識し、おでんと合う日本酒を一緒に飲んでいただきたいという思いから、日本酒をディスプレイ化。お店のアピールポイントを生かした店舗デザインを考案しました。
アースラインは30年の歴史から、店舗デザインでの繁盛店づくりを熟知しております
アースラインは居酒屋など重飲食店舗のデザインを最も得意とし、過去1500件以上の実績を持つ デザイン・設計施工会社です。蓄えた知識を用いて、無駄のない洗練されたデザインをご提案させて頂きます。
チェーン店に負けない、オリジナリティ溢れたオンリーワンの店舗を、オーナー様と一緒に作り上げていくことをお約束いたします。
店舗デザインで悩まれている方は、ぜひ店舗デザイン専門のエキスパート集団「アースライン」にご相談くださいませ。
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