店舗づくりコラム
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カテゴリー:店舗づくりコラム , アースラインの考え方 , 店舗デザイン
飲食店の集客アップのためにできることリスト|繁盛店がすでにやっている集客法とは
2020年8月の総務省の調査によると、飲食を含むサービス業の売上高は、前年度比33.4%減だそうです。利益を確保するには集客を上げる必要がありますが、どのような集客方法を行えばよいのでしょう。
今回は昔ながらのアナログ集客から、最新のO2Oマーケティングまで、さまざまな集客法をまとめてご紹介します。
目次
飲食店の集客アップ・繁盛店がやっているアイデアは?
集客にはさまざまな方法があります。お店を知らなかった人や知っているけれど利用したことのない人には、来店機会を作るためのクーポンの配布やキャンペーンの実施が効果的です。
一方、すでに来店したことのあるお客さまに対しては、テイクアウトやUber Eatsなどのサービスがあればさらに利用頻度が増すかもしれません。
それでは、集客方法を詳しく見ていきましょう。
O2Oマーケティング|オンラインのツールを使って集客しよう
O2Oとは「Online to Offline」の略です。Webサイトやアプリなどのオンライン利用者を、実店舗などのオフラインの場に消費者を誘導する来店促進施策のことを言います。
例えばマクドナルドのアプリでクーポン券を配り実店舗に集客しているのも、O2Oマーケティングのひとつです。
お店の情報をオンラインで発信
集客するには、まずお客さまにお店の存在を知って貰う必要があります。みなさんに広く知ってもらうにはオンラインの利用がとても有効です。
独自ホームページ
飲食店検索サイトを利用するのは集客手段のひとつですが、飲食店の多くは独自のホームページも作成しています。ホームページがあればお店のコンセプトや詳細情報などを自由に投稿できますし、魅力的なメニューの数々を写真とともに掲載することも可能です。また、イベントやキャンペーンなどの情報を掲載すれば集客にもつながります。
ホームページを持っているお店は、「しっかりしたお店」というイメージを抱かれるため、お客さまからの信頼感を得られやすいのもメリットです。かといって、我流でホームページを作成してしまうと、ホームページの目的が揺らいでしまい集客につながらないケースもあります。ホームページ作成には、お店の魅力がお客さまに届くよう、Web制作会社などのプロに依頼するのがおススメです。
プレスリリース
ある程度規模の大きな飲食店を開店するのであれば、プレスリリースを発行するのも効果的です。飲食店に詳しいPR会社に依頼して、ストーリーを考えてもらうのもいいでしょう。メディアや有名ブロガーの方々を店舗に招待し、内容を記事にしてもらうなど、注目を浴びる手法を考えてもらえます。ただしその後の展開も考慮しておかないと、集客は一時的なものとなってしまいます。プレスリリースをうまく使って集客につなげましょう。
飲食店検索サイト
「食べログ」や「ぐるなび」を利用している飲食店は、全体の約7割(調査:クイックビズ総研)にもなります。簡単にお店の登録ができ、多くの人に広くアピールできるので、新規お客さまの獲得におススメです。また、予約やクーポン発行などのWebサイトの仕組みが利用できるのも魅力的です。
クラウドファンディング
インターネットのサイト上でやりたいことを表明し、賛同してくれた人から資金を集める仕組みがクラウドファンディングです。このコロナ禍で、店舗維持や新商品開発のため資金の提供をお願いするケースがぐっと増えました。応援金の金額ごとに返礼金を用意することで成立している仕組みのため、通信販売やファンクラブのような感覚で支援している人が多いようです。そのため新規のお客さまよりもリピーターが対象となることが多いでしょう。
お店のPRと電子クーポンの配布で来店機会を増やす|ターゲットが使っているSNSを把握
新しいお客さまを早く集客したいのなら、SNSがおススメです。SNSはそれぞれに、月間数千万からの国内アクティブユーザーを抱えているため、場合によっては飲食店検索サイト以上の効果が得られます。
若者を中心に利用されている、写真に特化したSNSがInstagramです。2019年6月、日本国内における月間利用ユーザー数は、3,300万人を超えました。流行に敏感な若い人たちにアプローチできるSNSで、広告を使わなければ無料で利用できます。
お店の投稿をしてもらったら、コメントを追加しましょう。お客さまとつながりを持てるのもSNSの特徴です。お客さまと密なコミュニケーションをとれば、お店のファン増にもつながります。また、写真に特化したSNSのため、料理の見た目や写真のクオリティにもこだわるのが集客アップのポイントです。
140文字という限られた文字数の中で、日常的に感じたことのつぶやきを共有するのがTwitterです。特徴はなんといってもリアルタイム性と拡散力。リツイートという機能によって、他のユーザーの投稿を自分のフォロワーとシェアできるため、より拡散しやすくなっています。2017年10月の日本国内における月間利用ユーザー数は、4,500万人を突破しています。幅広い年代に受け入れられているSNSですが、20代の利用者が圧倒的に多い傾向です。
Facebookは、世界最大のSNSです。日本国内における月間利用ユーザー数は、2019年7月時点で2,600万人とほかのSNSに比較して少ないのですが、海外での利用者は多く、インバウンドの既存客と繋がる手段として、とても有効なSNSです。
実名登録制のため、日本の利用者層は、30~40代のビジネスパーソンが多くなっています。学歴や仕事など様々な情報をもとに、ターゲットを明確にした広告配信が強みです。
LINE公式アカウント
2021年4月、日本国内のユーザー数は8,800万人と、日本でもっとも月間ユーザー数が多いSNSです。利用者は20代がもっとも多いのですが、30代~50代以上の年代にも幅広く利用されています。
公式アカウントは、ポイントカードやクーポン作成などの仕組みも利用でき、公式アカウントを登録しているユーザーに対して一斉に情報を発信できるのもメリットです。
WiFiチラシ
「WiFiチラシ」は、WiFi自動接続アプリ「タウンWiFi」の利用者にチラシを配信するツールです。「タウンWiFi」の利用者数は約400万人と、フリーWi-Fi接続サービスとしては国内No.1。
店舗が設定した範囲にお客さまが入ったら、お客さまの端末に来店促進のメッセージが送られます。そして実際にお客さまが来店したら店舗のWi-Fiにつながり、来店したことが店舗側にわかるような仕組みです。
インバウンド対策|外国人観光客へのPR
インバウンドとは、一般的に外国人観光客を指す言葉です。年々増加していたインバウンド需要はコロナ禍によってほぼ消滅し、外国人観光客を見かけることはとても少なくなりました。
しかし日本政策投資銀行と日本交通公社が海外に住む海外旅行経験者を対象に行った調査によれば、「新型コロナウイルス終息後に観光旅行したい国」として日本は、アジアで1位(56%)、アメリカやヨーロッパでも2位(24%)と相変わらずの人気です。コロナ終息後のインバウンド需要に向け、いまのうちから準備を整えておきましょう。
コロナ終息後に旅行したいと考えている人たちはすでにSNSやホームページなどを利用して情報収集を行っています。世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」は、その代表格!利用者の言語にあわせて自動的に翻訳してくれるため、翻訳する手間がかかりません。また月間平均4億5,500万を超える利用者がいるので、日本はもちろん世界中の観光客のみなさんにお店を知ってもらうチャンスがあります。
外国人観光客をお迎えするにあたり、メニューや看板はもちろん、お箸やトイレの使い方の説明も多言語化しておくことも大切です。このような行き届いたサービスがお店を訪れた観光客からSNSで広まり、集客アップにつながっていきます。
オンライン広告でより多くの人々にリーチ
インターネットのWebサイト、SNS、メールなどを使用して行う宣伝活動が「オンライン広告」です。オンライン広告には、検索するキーワードに応じて検索結果の上部に掲載される「リスティング広告」や過去にWebサイトを訪れたことがあるユーザーに広告を表示させる「リターゲティング広告」などさまざまなものがありますが、ここでは2つをピックアップしてご紹介します。
Facebook広告
Facebook社が運営するFacebook、Instagramなどに広告を出せるサービスがFacebook広告です。地域設定では、市町村レベルで設定することも可能なため、飲食店の宣伝にとてもおススメな手法のひとつです。
Google成果報酬型MAP広告
Googleマップ上でお店を探しやすくするGoogle MEOを利用し、検索結果の上位に表示させるのがGoogleのMAP広告です。
「地域+キーワード」で検索した結果上位に表示されれば、検索エリア内でお店を探しているお客さまを予約・来店につなげられます。通常の検索より、高い集客効果を得られる広告といえるでしょう。
また料金が発生するのは上位に表示された件数だけなので、広告を出すのが初めての人にも比較的導入しやすいシステムです。
Webの口コミを利用して集客
伊藤忠グループのリサーチ会社「マイボイスコム」によると、飲食店情報を調べる人の情報源は、パソコンのインターネットサイトからが7割弱、スマホサイトからが4割強。そのためWebの口コミサイトを利用した集客は、とても効率的であり効果的です。良い口コミがあれば、多少立地が悪くても足を運ぶ人はたくさんいます。
ポータルサイト・口コミサイト
飲食店ポータルサイト「食べログ」や「ぐるなび」は、店舗情報と利用者の口コミ情報で構成されており、「食べログ」の月間訪問者数は7,036万人「ぐるなび」は2,893万人を超えます。(2019年3月)
これだけ多くの人が利用しているので口コミの数もかなりのもので、その影響力は絶大です。そのため、口コミの内容が良くても悪くても影響は大きいと認識しておく必要があります。以上を理解したうえで、上手に利用するようにしましょう。
Googleマイビジネス
Googleマイビジネスは、Google検索やGoogleマップなどにビジネス情報を表示し、管理できる無料ツールです。口コミ機能を利用すれば利用者からの口コミを投稿してもらえ、Googleマイビジネスに登録しているオーナーは口コミに返信もできます。悪意のある口コミに対してもうまく対応すれば、店舗への評価をあげることも可能です。
お客様の利便性を高めてリピート集客をアップ
新規のお客さまを集客するには、リピーターのお客さまを集客するよりもかなりの労力がかかります。そのため早く集客をアップしたいのであれば、新規のお客さまを狙うよりも同じお客さまに何度も来店していただけるよう工夫するのが安定した集客の近道です。
電子決済サービス
電子決済サービスを導入する店舗はもともと増加傾向にありましたが、コロナ禍により非接触が一般的に好まれるようになり、一気に電子化が浸透しました。決済手段は「QRコード」「電子マネー」「クレジット」などさまざまですが、手軽に始められランニングコストが抑えられるQRコード決済に人気があるようです。
予約システム
予約の方法も電話からWebへと変化しました。感染予防対策に取り組む飲食店の需要を喚起するとともに、食材を供給する農林漁業者を支援する「Go To Eatキャンペーン」で利用者が急増したのも記憶に新しいところです。利用者が急増したのは、飲食店ポータルサイトそれぞれが独自ポイントをさらに上乗せしていたことによるもの。しかしそれが無断キャンセル増という弊害も増加させました。
そこで現在、飲食店で話題となっているのが飲食店予約顧客管理システムの「TableCheck」です。予約時にクレジットカード情報を入力するため、万一の損失を防げるうえ、食事の後の会計の必要もありません。究極の非接触型の決済サービスです。さらにお客さまの情報も蓄積して管理できるので、お好みの料理や前回の来店日時なども瞬時に把握でき、お客さまとの密なコミュニケーションが可能となります。
店内の混雑状況をリアルタイムで配信
施設や店舗などのリアルタイムの混雑具合を、ホームページなどで手軽に発信できるサービスも人気です。混雑状況を確認してから来店いただければ、ソーシャルディスタンスを保った環境で食事を楽しめます。
ただし現在のところ導入している店舗は首都圏の一部に限られるため、これから期待できるサービスといえるでしょう。
デリバリーでお店の味を知ってもらう
ステイホームの時間が多くなり、デリバリーやテイクアウトを利用する機会が増えました。独自のデリバリーサービスを始めるには準備が大変なため、UberEatsに加入したり加入を検討したりしている飲食店も多いようです。しかし手数料が高いため導入には費用対効果をよく検討する必要があります。
とはいってもデリバリーでお食事をされたお客さまはコロナ終息後も来店していただける可能性があります。お店の味を知っていただき、その後は実店舗に足を運んでいただけるようリピート集客を狙うのも手段のひとつです。
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「チラシやダイレクトメールはもう古い!」と思っていませんか?お客さまの年齢層や店舗の立地によっては、昔ながらのオフライン集客がとても有効なケースもあります。
主婦層やシニア世代にはまだまだ有効・アナログ集客ツール
地域に根ざした店舗なら、新聞の折込広告やタウン誌への広告掲載などが有効です。というのも、新聞広告を見るのは主婦層やシニア世代が多く、「お得」などの言葉にとても敏感なのです。
折り込み広告
昔から折り込み広告を利用する飲食店はありましたが、現在も根強い集客ツールのひとつです。地域を絞って広告を行うため、まだお店の存在が周知されていないような場合に効果的に働きます。
さらに広告にはクーポンなどをつけておけば、足を運ぶ理由にもなりお店を訪れやすくなります。来店したくなるお得感が大切です。
置きチラシ
店舗周辺にある他の店舗にチラシを置いてもらうのもオススメです。お店選びがポイントとなるため、できるだけ地域でも信頼感のあるお店を選びましょう。そのお店が紹介しているところであれば…と、そのお店の信頼度もプラスされます。
また置きチラシを自ら手に取るということは、その店舗に興味のあるということであるため、お客さまとして来店していただける確率も他の広告に比べ、かなり高いでしょう。
ポスティング
ポスティングも、主婦層やシニア世代の集客に効果的な広告です。独自で行うよりもこれまでのノウハウがあるポスティング業者に依頼すれば安心です。ポスティングで効果が出ない場合は、配布部数が少ないのが原因であるケースが多いとか。ポスティング業者によく相談し、広告の内容や配布部数などを決めましょう。
ダイレクトメール
しばらく来店がないお客さまに効果的なのがダイレクトメールです。内容は「季節のご挨拶」「季節にあわせたメニュー」「キャンペーン」「クーポン」などが一般的です。ダイレクトメールは、メールでの配信が主流となっていますが、ハガキで郵送すれば目に留まる確率も高まります。
タウン誌やコミュニティーペーパーへの広告掲載
タウン誌などのフリーペーパーは気軽に見られるため、集客効果の高いオフラインツールのひとつと言えるでしょう。媒体のよっては、タウン誌の記者の方に記事を書いてもらえるものもあります。地域に根ざした店舗であればタウン誌への掲載は外せません。
お客様の「面白そう」を引き出すイベント集客
おいしいお料理+「面白さ」「楽しさ」があれば、よりお客さまを引きつけられます。ここでは、さらなる集客を狙ったイベントの開催についてご紹介します。
閑散期のイベント開催
閑散期に行われるのは「特定のメニュー限定で無料もしくは食べ放題」「期間限定メニューの提供」「料理教室などのイベント開催」などが多いようです。
メニューを限定することはお客さまにはかなりのお得感をもたらすものです。しかも大抵のお客さまは他のメニューも召し上がっていただけるので、売り上げがとても下がってしまうこともありません。
また、飲食店が行う料理教室やマナー教室も人気があるようです。自宅での食事が多くなっているいま、飲食店の味を自宅で再現できるようにレクチャーすれば、飲食店への信頼も厚く、他のメニューを食べたいとご家族での来店も増えることでしょう。
他店とのコラボイベント
昨今、コラボイベントもよく目にするようになりました。とくに「カフェ」と「書店」や「雑貨店」といったコラボは多いようです。他業種とコラボすることで、いままでとは違ったタイプのお客さまの集客にもつながります。
コラボイベントはハードルが高いと思われる場合、お互いの店舗にチラシを置いたり、レシートを提示すれば割引になるようなサービスから始めるのもおススメです。
お得感をくすぐって来店機会を増やす
いままで興味がなかったお店でも、割引のクーポンやサービスメニューがあると思ったら、ちょっと行ってみようという気持ちになるものです。
紹介割引
おいしいお店の情報は、他の人に伝えたくなるものです。また親しい人からの情報なら信頼性が高く、ぜひ行ってみたい!という気持ちにもなります。そのため「招待割引」などを用意しておくのがよいでしょう。スムーズに紹介しやすくなりますし、紹介者にも特典があれば、喜んで再度来店していただけます。
ランチメニュー
夜の会食が減少したいま、ランチでの集客がとても大切です。ほとんどの飲食店ではランチメニューを用意していますが、それにもお得感を出しましょう。立地にもよりますが、手の届く金額に設定し、毎日のようにリピートしてくれるようメニューにも工夫が必要です。ビジネス街であれば、ビジネスランチの需要も想定できるので、大人数の場合の割引なども検討したいところです。
メンバーズカード(スタンプカード)
「3回安定の法則」と「10回固定の法則」というのがあります。お客さまが3回来店するとお店側から働きかけをしなくてもお店に足を運んでいただけるようになり、10回来店いただければ固定客になる…というものです。
固定客になっていただくには、メンバーズカードが大きな役割を果たすことがあります。まずは「3回安定」を目指し、最初のうちは低いポイントでもプレゼントや特典が得られやすくするといいでしょう。最初から高いポイントが必要だと、ポイントを収集するのが大変で諦めてしまい、店舗からも足が遠のいてしまうかもしれません。戦略的に工夫する必要があります。
閑散時間帯の値引き
一般的に、平日の16:00~19:00の閑散時間帯をハッピーアワーとして値引きサービスや特別メニューの提供を行っている飲食店が多いようですが、店舗の立地などによって提供する内容も変わってきます。店舗にとってベストなタイミングを検討しましょう。
お店のファンになってもらおう!|リピート来店を増やす
集客するのは大変ですが、お客さまがお店のお料理や雰囲気などを気に入り、そのお店のファンになってくれたならば、何度もお店に来ていただけることでしょう。
名物メニュー
繁盛店には、必ずといっていいほど名物メニューがあります。「このお店でこれを食べたい!」と来店されるお客さまは意外と多いのです。しかし新たに名物メニューを考えるのもなかなか骨が折れます。
そんなときは、店舗のデザイン・設計・施工専門のエキスパート集団「アースライン」にご相談ください。アースラインには、メニューの開発・改良をお手伝いした実績があります。
オリジナルグッズの販売
飲食店でのオリジナルグッズの販売は、とても有名店であるか特定の何かに特化したお店であることが多いようです。たとえば「阪神ファン」の集まるお店や「スポーツバー」であれば、オリジナルグッズを作りやすく、SNSでも話題にもなります。また関連するイベントなどを開催すれば、SNSで知った新規のお客さまも集まってくるでしょう。
「名物メニュー」がある、「名物ワンちゃん」のような看板犬、看板猫などがいるようであれば、そういったものからオリジナルグッズの製作、販売にもつなげられます。
やっぱり見た目は肝心!「入ってみたくなる」お店とは
お客さまが店舗を選ぶ理由に一番多いのが「なんとなく」だそうです。無意識のうちに店舗を外観で判断している人が多いのでしょう。
気になるお店があっても、入りにくい店構えだと躊躇してしまいますし、一見、何のお店か分からないようなこともあります。では、「入ってみたくなるお店」にするにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
何のお店なのか「ウリ」が一目でわかる
何を自分に提供してくれるのかがわかれば、お客さまは店舗に入りやすくなります。また分かりやすいということは、店舗のお客さまに対する真摯な姿勢も感じられ、好印象を与えます。
のぼり、タペストリー
人は「モノ」を記憶し続けるのが難しい生き物です。のぼりを複数立てている店舗が多いのも、人々の記憶に少しでも残るような工夫をしたいもの。繰り返し接することで親しみを感じさせるような効果もあるそうです。
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A型看板
A型看板とは、入り口付近に置く「ウェルカムボード」です。お店の存在を知らせ、本日のおすすめメニューを書くなどして店舗情報をお知らせします。看板の文字やフォントからは、お店の雰囲気まで伝わるものです。お客さまにより興味を持っていただき、入店を後押しするためには、A型看板を活用しましょう。
店舗のデザインはやっぱり「入ってみたくなる」外観「また来たくなる」内装が大事
集客には、店舗のデザインも大きく影響します。店舗外装と店舗内装のリノベーションについてそれぞれ見ていきましょう。
店舗外装のリノベーション
多くの飲食店がある中、お客さまに選ばれる店舗は「入ってみたい」「おいしいものが食べられそう」と期待の持てるお店です。その期待は、お店の外観(見た目)から生まれるもの。しっかりと考え抜かれたデザインにしたいものです。
外装づくりのポイントは、おもに以下の3つです。
・看板での集客
・何のお店かわかりやすい
・店内の様子がわかる
店内の様子がわかれば、お店の雰囲気を把握でき入店しやすくします。とくにコロナ禍のいま、店外からお店の換気や混雑状況を知れるのは、重要なポイントとなっています。
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お客さまに「また来たい」と感じていただくには、お食事はもちろんお店の雰囲気が大切です。それには内装のすばらしさが欠かせません。ゴージャスという意味ではなく、その店舗にあった内装である必要があります。
リピーターを増やすには、商品やサービスと内装の雰囲気を揃え、常に清潔でありたいものです。
またお客さまにいつも新鮮さを感じさせるよう季節ごとに飾りを変えたりパーティションの位置を変えたりするのも効果的でしょう。お客さまに非日常感を味わっていただけます。
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飲食店が集客アップのためにできることは、上記のとおりたくさんあります。しかしすべてを行う必要はありません。それぞれの店舗に応じよいと思われるものを選択しましょう。
よりベストなものを選択したい場合は、プロであるアースラインにご相談ください。
集客アップに向けたリノベーションも、アースラインにおまかせください!
店舗のデザイン・設計・施工専門のエキスパート集団「アースライン」では、物件探しからアフターフォローまで店舗づくりをサポート。30年以上の経験に基づいた確かな知識と技術で、オーナー様が望むオンリーワンの店舗をカタチにします。
実績はこちらのページをご覧ください。→施工事例
お問い合わせ・お見積もりを無料で行っていますので、店舗づくりについてのご相談はお気軽にお問い合わせください。
株式会社アースラインです。お知らせなどを発信しています。
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