店舗づくりコラム
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カフェの開業資金はどれくらい必要?
店舗デザイン・施工の株式会社アースラインです。
新しくお店を開くことを考える方にとって、お金の問題は切っても切り離すことができません。どのくらいの開業資金を用意すればいいかが事前に分かれば、そこから逆算して開店までのロードマップを描くことが可能になります。
お店によって開業資金はまちまちですが、今回はカフェ業態にポイントを絞り、紹介していきます。参考にしていただけましたら幸いです。
「設備資金」と「運転資金」を区別する
お店の開業資金には、大きく分けて2つがあります。「設備資金」と「運転資金」です。「設備資金」は、建物の土地や店舗の敷金、設備費、内装工事費など、開業をする際にかかるお金のこと。「運転資金」は、家賃や人件費、仕入れ代など、開業後に発生するお金のことです。
新規開業時は設備資金に目がいきがちですが、開業後、経営を安定させるまでの期間を運営していくだけの運転資金も、ある程度余裕をもって用意しておくべきです。
費用の目安を知る
どれくらいのお金がかかるかは、お店を出す立地や広さなどに大きく左右されますが、目安としては、設備資金が500万円から1000万円、運転資金としては300から500万円程度を用意しておきたいところです。例として、15坪・家賃20万円の店舗を借りるとすると、概算の内訳はこのようになります。
■設備資金:610〜810万円
保証金(敷金)・礼金・仲介手数料:160万円(家賃×8ヶ月分)
厨房機器、食器・調理器具、エスプレッソマシン:100万円
椅子・テーブル:50万円
内装費・外装費・設備工事費:300〜600万円(坪単価20〜40万円×15坪)
■運転資金(4ヵ月分):400万円
家賃:20万円
仕入れ費用:20万円
人件費:50万円
その他経費(広告宣伝費など):10万円
資金調達の方法について
このように、カフェの新規開業にはある程度まとまった資金が必要となります。もちろん、全額を自己資金で始めるのがベストですが、場合によっては借り入れを検討しなければいけないこともあるでしょう。ただ、金融機関にお金を借りる場合は、全体の資金に対して自己資金が1/3以上ないと、融資を受けるハードルが高くなると言われています。
新規創業時の場合は、国が後押しをしているため、日本政策金融公庫からの融資が受けやすいというメリットがあります。一定金額までは無担保無保証で融資を受けることもできますので、積極的に活用していきたいところです。
親族、知人など、身近な人からお金を借りるケースでは、交わした約束をしっかりと守り、無用な金銭トラブルを避けなければいけません。
アースラインでは、資金調達もサポートします!
アースラインは、店舗デザイン専門のエキスパート集団です。豊富な施工事例と確かな実績を持っております。デザインや施工だけでなく、立地調査や事業計画、資金の借り入れなど、開店前のお悩みについてもお力になることができます。
開業資金について頭を悩ませる方は多くいらっしゃいますが、アースラインではそうした方のお力になるノウハウも多数備えています。予算に合わせた物件選びからお手伝いできますので、ぜひ、お気軽にご相談くださいませ。
株式会社アースラインです。お知らせなどを発信しています。
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