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店舗づくりコラム


店舗づくりのデザイン事例|コロナ禍でも集客できる店舗とは

コロナ禍により「新しい生活様式」に変わりましたが、人々が外食に求めるものは変わりません。親しい人とおいしいものを食べながら過ごすひとときには、何ものにも代え難い楽しさがあります。

安心・安全でありながら、お客さまがくつろげるお店づくりを行うには、どうしたらよいでしょうか。今回はコロナ禍でも集客できる店舗デザインについて、弊社アースラインの事例を用いてご紹介します。

くつろいで食事をするカップル

コロナ禍でも集客できる店舗づくり・理想の入り口とは|ビフォーアフターでみる施工事例

入口の雰囲気をよくしてお客様が入りたくなる店構えに

店舗のリノベーションを行ったのは、どんなお店でしょう?

2021年4月、東銀座にオープンしたイタリアンのお店「Trattoria La Pappa (トラットリア ラ パッパ)」です。以前はダイニングバーがあった店舗を、リノベーションして新規開店しました。

店舗リノベーションbefore&after

どのような点を意識してリノベーションしましたか?

店舗入り口に向かって左側からご説明しましょう。ちょっと茶色がかったスモークの部分は、地下につながっている「ドライエリア」となっています。地下にある別店舗に自然光や風を取り込むものであるため、塞ぐことはできません。かといって何もしなければ人やモノが落下してしまうので、このスモーク部分がフェンス的な役割を担っていたのです。

しかしスモークは店内が見えにくいため外し、アルミの白い板に変えました。安心・安全が大切ないま、外から店内が見えないというのは集客における大きなマイナスポイントです。

リノベーション後は、外観の清潔感が増して女性にも入りやすくなったように思います

入り口のステンレスのサッシ部分に白いシートをはり、ステンレスの無機質さを消しました。サッシ部分をまるごと変えればいいのかもしれませんが、費用もかかるため、もとからあったサッシをうまく利用したんです。

アースラインで行っている内装工事には、すべて理由があります。単に店舗イメージを変えるためにデザインを変更しているのではなく、悪いところを打ち消すことで来店しやすい店舗づくりを行っているんです。

外から店内の様子や混雑具合がわかると安心

リノベーションで、一気にイタリア感が出ましたね!

イタリアンと直感でわかり清潔感も感じられる配色にしました。お店に入るときは、安心感がとても大事ですからね。

お店の雰囲気や混雑具合も外から窺えるようになり、オシャレ感もでました。これなら「行ってみたい」という気持ちになる人も増えるでしょう。さらに「行ってみたい」で終わらないよう、外にA型のスタンド看板やメニュー看板を置けば、入店の動機づけにもなります。

建物角の曲げガラス部分は、後からつけたものでしょうか?

もともとはスモークのかかった曲げガラスだったのですが、ガラスがすこし割れていたため大家さんに透明なものに差し替えてもらったんです。ここが透明になったので、より店内が見えるようになり清潔感・安心感・高級感がでました。

そしてさらに高級感を演出するため、窓から覗き見える石造りの壁には本物の石を埋め込んだのです。

今後の店舗づくりの要は「見えるコロナ対策」

これからの店舗づくりでは「換気」も重要なポイントのひとつです。こちらの店舗では、どのような工夫がなされていますか?

店舗への出入口脇の窓、上の部分が開いているのはわかりますか?コロナ対策のため、換気ができるよう開閉可能な窓にしています。窓が開いていれば「換気ができているお店」と、来店客へのわかりやすいアピールにもなるんです。換気に敏感なお客さまは多く、昨今では換気がされていないととても不安を感じてしまう人がほとんどでしょう。

換気窓の見た目の違い

このように窓をつけたことで、風通しは良くなりましたか?

1ヵ所開けただけでも、かなり風通しは良くなりました。一方で虫が入りやすくもなったため、網戸をつけたんです。また窓が全開だと店内のお客さまは外からの視線も気になります。そのためブラインドをつけ視線が避けられるよう工夫し、ガラス・網戸・ブラインドの三重構造となりました。

開放感のある内装でくつろげる空間に

シェフの目の前にカウンター席があるのは、コロナの影響で少人数のお客さまが増えることを意識した店舗設計なのでしょうか?

コロナというよりも、このお店の来店客として地元のお客さまを想定しているため、このようなカウンター席を設けました。東銀座という場所がらカップルのお客さまも多いのですが、仕事終わりに1人で夕食を食べに来店される人もいます。カウンター席であれば、シェフと話をしながらおひとりでも楽しく食事ができるんです。

オーナーシェフにはお客さまと仲良くなりたい人が多く、カウンター席なら距離感も近く仲良くなりやすいので、オーナーのためにも作っています(笑)。

リピーターのお客さまを増やすには、お客さまと仲良くなる必要があり、距離感も近い方がいいでしょう。戦略的にもおススメです。

お店のファンが増えれば、テイクアウトやランチ営業の集客にもつながりますね

将来的に何組ものお客さまを受け入れられるよう、客席のレパートリーを揃えておくのも大事なポイントです。たとえばテーブル席は固定せず、簡単に配置を替えられるようにしています。コロナ禍のいま、席と席との距離をあけてレイアウトしなければなりませんが、コロナが落ち着いた後、グループのお客様が戻るのも見据えて、レイアウトを考えるといいでしょう。

コロナ禍でお客様が気にするのは水回りの清潔感

清潔感のあるトイレ

トイレもステキな色ですね。内装とガラッとイメージが変わったように感じます

清潔感と南イタリアをイメージして、この色に決まりました。海に面した明るくて爽やかなイタリアの町並みをイメージしたパステルカラーです。

便器は、離れると自動で便器を洗浄する「オート便座」にしました。触らずに便座を上げ下げできるので、衛生的です。コロナ禍のいま、感染予防の観点から取り入れる店舗も増え、主流となっています。

トイレの照明は、点けっぱなしでスイッチはありません。そのため営業中はずっと点けっぱなしですが、LEDであればそれほど費用はかからないんです。オートセンサーにすることもできますが、ずっと動かないでいると照明が消えることもありますよね。照明が消えてしまうと驚き、いままでのいい雰囲気が消え去ってしまいます。あえてオートセンサーはつけていないのです。

コロナ禍の店舗作り・集客につながる店舗デザインのコツは

あらためて、コロナ禍だからこそ気を配った点はどこでしょう?

開口部の窓・トイレの非接触・席数を減少して距離感をとる…そのいずれもが、コロナ禍だからこその店舗づくりです。「コロナ禍だからこのお店に行きたくないよね」と思わせるようなマイナス要素は排除するよう、店舗デザイン・店舗内装を行っています。

弊社アースラインの考えでは「内装デザインとは、店舗経営者が戦うための武器のひとつ」。ひとつでも多くの防御や武器を店舗に持たせられるよう、経営者の方々と密なコミュニケーションをとるよう心がけています。

コロナ禍での店舗の内装デザインも、アースラインにおまかせください!

店舗のデザイン・設計・施工専門のエキスパート集団「アースライン」では、物件探しからアフターフォローまで店舗づくりをサポート。30年以上の経験に基づいた確かな知識と技術で、オーナー様が望むオンリーワンの店舗をカタチにします。

実績はこちらのページをご覧ください。→施工事例 https://earth-line.co.jp/works/

お問い合わせ・お見積もりを無料で行っていますので、店舗づくりについてのご相談はお気軽にお問い合わせください。

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