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飲食店の居抜き物件、初期費用はどれくらい?

店舗デザイン・施工の株式会社アースラインです。

居抜き 初期費用

飲食店をスタートさせるにあたり、一番考えなくてはいけないのが、開店資金についてです。
ゼロからすべてをそろえていくとなると、最低でも数百万かかります。業態や規模、お店のオーナーのこだわりによっては数千万円単位の資金が必要となるかもしれません。

しかし、もともと飲食店として使われていた物件を流用する「居抜き」であれば、配管や空調、調理設備、テーブルや椅子などがある程度そろっているため、コストを安価に抑えることができます。

では、実際にお店を出すとしたら、どのくらいの初期費用がかかるものなのでしょうか。
今回は東京23区内で20坪の物件を契約すると想定し、計算していきます。

物件契約にかかる費用

居抜き物件を借りる場合、必ずオーナーとの契約が必要になります。
マンションなどを借りるときと一緒で、敷金(保証金)や礼金、仲介手数料、前家賃といったお金がかかります。これらがいくらになるかは、借りる物件によってさまざまです。

仮に物件の家賃を25万円だとした場合、敷金を半年分、礼金を2ヵ月分、仲介手数料を1ヵ月分と見積もると、前家賃まで含め、イニシャルコストとして最低でも250万円くらいはかかりそうです。

もちろん、契約条件は物件によって変わりますので、具体的な費用については、お店を出したい地域の不動産屋さんなどで教えてもらうといいかもしれません。

「新規物件」と「居抜き物件」の大きな差は?

居抜き 内装

新規物件と居抜き物件とのあいだに生まれる大きな差が、物件契約後にかかる設備費や内装工事費などです。

新規店舗の場合、内装工事や設備費などで数百万円単位のお金がかかりますが、居抜きであれば以前の設備をそっくりそのまま受け継ぐことができ、大きなコストダウンにつながります(※場合によっては、ある程度の「引き継ぎ料」を支払う必要があります)。

ただ、看板などは新たに作る必要がありますし、新しいお店なので、壁紙や壁面塗装なども新しくしたいところです。
看板については、お店の入り口に掲げるようなものであれば10〜20万円くらい、壁紙や床を張り替えるとしたら、20坪くらいの物件であれば、20〜30万円くらいを見積もっておいた方がよさそうです。

また、引き継いだ設備に関しても、場合によっては修理や入れ替えが必要になることもあります。その辺りは、前もってチェックしておいた方がいいでしょう。

資金計画も考慮しましょう

以上をまとめると、東京23区内で20坪の居抜き物件をベースにした場合、例に出した数字を当てはめると、約300万+αの初期費用がかかる、という見積もりになります。
これはレイアウトなどをそのまま流用した場合の話なので、内装工事も入れるのであれば、さらにお金はかかります。

もちろん、お店の規模や場所といった条件を変えれば、必要な金額も変わってきます。飲食店を開くのは、ゴールではなくスタートです。ご自身の現状や資金計画、将来設計、希望を踏まえた上で、できる限り良い条件でお店を構えたいところですね。

アースラインは、デザイン・施工から事業計画までサポートします!

居抜き アースライン実例

アースラインは、店舗デザイン専門のエキスパート集団です。豊富な施工事例と確かな実績を持っております。デザインや施工だけでなく、立地調査や事業計画、資金の借り入れなど、開店前のお悩みについてもお力になることができます。

新規開店を目指す方から、地方から関東進出を計画されている方まで、飲食店出店の際には、ぜひアースラインにお声がけくださいませ。

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