店舗づくりコラム
Blog
【飲食店・レストラン編】店舗デザインで重視するべきポイント
店舗デザイン・施工の株式会社アースラインです。
これまで飲食店の店舗デザインに多数かかわってきましたが、「デザインで売上が大幅に変わった」といった事例も少なくありません。
飲食店を利用するときに、食事の味や接客などのサービス面だけでなく、「お店の雰囲気」を重視するお客様も多いので、店舗デザインは非常に重要です。
今回は、飲食店・レストランにおける店舗デザインで重視するべきポイントをご紹介いたします。
店舗のコンセプトに沿った内装・ファサード(外装)を
まず、店舗デザインを決めるには、お店のコンセプトに基づいた内装づくりをすることが重要です。
床・壁・天井・照明・什器などのデザインや素材の決め手として、コンセプトに沿った雰囲気づくりが演出できているかどうかがあります。
また、店内の広さとの全体的なバランスにも配慮しながら内装をプランニングするとよいでしょう。
例えば懐石料理屋の場合。
テーブルや椅子に木目調のものを使用すると、高級感を醸造でき、明るく清潔な雰囲気になるでしょう。
イタリアンならば、ワインボトルをディスプレイしたり、壁をレンガ調にすることで、欧州風の雰囲気が醸し出せるでしょう。
特定のジャンルのお料理を出している飲食店であれば、提供するお料理に即したデザインにすることで、お客様の求めている雰囲気と合致し、心地よく食事を楽しんでいただけます。こうすることでリピーターを創出します。
またファサード(外装)も、お客様が足を踏み入れるかどうかを判断する重要なポイントになります。
和風か洋風か、高級かリーズナブルか、ターゲットはカップルかファミリーか、さらに提供している料理が一目でわかるようなデザインにすると良いファサードであると言えるでしょう。
例えば、活気溢れるファミリー層向けの店内の場合は、外装をガラス張りにし、店内の様子を外から一目でわかるようにすることで安心感を与え、「入りやすいお店」を演出しましょう。
接待などで使われるような高級感のあるお店だと、一軒家のような重厚なデザインや素材を使用した扉をあしらうと良いでしょう。
他にも黒と白を基調にしたシックなコーディネートにしたり、小庭に照明をつけたり、少し変わった形のファサードにしたり、モダンなデザインを施すと印象に残りやすくなるでしょう。
座席のレイアウトは客層に合ったものにする
大勢でも入店できるようなカジュアルな雰囲気を持ったお店の場合は、当然座席数を多く確保しておかなければいけません。
また、テーブルや座席を可動式にすれば、スペースを無駄なく使用できて便利です。
ファミリー層も来店する飲食店であれば、子供椅子を置くスペースや荷物を置くスペースも考慮してあげるとよいでしょう。
大人っぽい雰囲気の高級店では、カウンターメインでお客様と料理人との距離を縮めたり、特別感のある個室を用意するのもいいかもしれません。
どの程度の数のお客様が来店するのか、回転率も考え、座席をレイアウトすることが重要です。
従業員の働きやすさも重視
限られたスペースの中で、スタッフとお客様の導線をどの程度確保するか、これはお店の回転率や内装の決定においても重要です。
回転率の高いお店では、動き回るための広いスペースが必要となります。
キッチンやパントリーからは店内を見渡せるように、仕切りをガラス張りにしたり、ホールでの仕切りはなくすなど、店内環境が把握できるようなデザインにすると、お客様のご要望に対応しやすくなるでしょう。
少ない人数で丁寧な接客をするお店では、コンパクトで清潔な店内環境を作ることが重要です。スタッフとお客様、双方にとって心地よい距離感を演出するよう心がけます。
多くの従業員が働く大型店の場合、ホール・厨房・パントリーのバランスが大切となります。
アースラインはどんなコンセプトでも対応できる豊富なノウハウがございます
アースラインでは、料理ジャンルで言うと、和風モダンな懐石料理屋や隠れ家のような沖縄料理店から、小洒落たイタリアンレストレランまで。また土地の大きさで言うと、10坪から100坪まで様々なコンセプトの飲食店の店舗デザインを担当してきました。
豊富なノウハウで、オーナー様と二人三脚で対応いたします。
また内装のデザインや施工だけでなく、資金の借り入れや求人、広告といった分野までお力になれますので、お困りの際はぜひご相談ください。
株式会社アースラインです。お知らせなどを発信しています。
関連する記事
-
- 2018.06.20
- 店舗デザイン
-
- 2019.08.05
- 店舗づくりコラム
-
- 2020.04.07
- 店舗づくりコラム
-
- 2020.07.01
- 店舗づくりコラム