店舗づくりコラム

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【カフェ・喫茶店編】店舗デザインの相場・費用

店舗デザイン・施工の株式会社アースラインです。

競合がひしめき合うカフェ・喫茶店業界では、コーヒーの味はもちろんですが、それ以上に「雰囲気作り」が重要です。

そして、雰囲気作りをうまく行うために必要となるのが「店舗デザイン」です。今回は、繁盛店を目指す「雰囲気づくり」のための、店舗デザインの費用についてまとめました。

以下の記事では、開業にあたっての費用を「設備資金」と「運転資金」に分けて、総合的にまとめてありますので、ご参照ください。

「カフェの開業資金はどれくらい必要?」

 

カフェ・喫茶店の内装デザイン費用はこれくらい

 

 

カフェ開業の初心者に向いている坪数は「5~10坪」程と言われています。
初期費用・物件取得費用共に安価で出店が可能ですので、居酒屋などの重飲食店に比べると、リスクも軽減できます。
また、本格的な料理がメインではない事から、大規模な厨房が必要ない場合が多く、設備面においても、重飲食店より安く出店できます。

客数がそれほど多くなく、雰囲気を楽しむカフェや喫茶店では、回転率を上げる努力をしなければ初期費用の回収に苦労するでしょう。では初期費用を少しでも抑え、余裕ある経営にするにはどうすればいいのでしょうか?

次は、内装工事の側面からみた「費用を少しでも抑える方法」をお話しします。

 

カフェの内装工事費を抑える方法は「居抜き」×「こだわりを限定」

 

 

カフェの内装工事の費用を抑える方法は、「居抜き物件を利用する」ことと、「内装をどこまでこだわるか取捨選択する」ということです。それぞれに分けてご説明していきます。

 

「居抜き物件」を利用するときのポイント

以前の店舗の、内装や設備がある程度残されている状態の居抜き物件では、出店予定のお店でも流用できる場合が多く、設備面で大きく節約できたり、開業までの時間を短縮できたりするメリットがあります。前テナントが似た業態であればあるほど、設備がそのまま活用できるかもしれません。

抑えたいデメリットとして、「デザイン次第では以前入っていたお店のイメージを引き継いでしまう」ことと、「設備の老朽化からくる不備は余計に費用がかさんでしまう」ことがあげられます。
以前のお店の評判なども気にしつつ、イメージを払拭し、新しいお店を始めるという意味でも、雰囲気をガラリと変えるなど内装には気を遣うべきでしょう。また、設備面でも問題なく使用できるかをよく確認したうえで物件取得するようにしましょう。

 

内装をどこまでこだわるか、取捨選択するときのポイント

オーナーとして、自身のお店にこだわりを持つのは当然ですが、「雰囲気づくりで高級ソファがほしい」「壁紙は絶対にあの素材」「ご飯にも注力するので厨房は最新式」「厨房の床材は防水加工に」など、こだわりを挙げればきりがありません。あれもこれもこだわってお店づくりをすれば、とても良いお店ができるでしょう。しかし、その分費用もかさみます。

大切なのは、「コンセプト」を固め、譲れないポイントを確定させておくことです。立地やお客様の特徴、そしてオーナー様の「譲れない項目」を吟味し、”どこに手を加えるか・既存を利用するのか”といった取捨選択をすることが必要です。

 

コンセプトづくりやカフェの種類に関しては以下の記事をご参考ください。
【カフェ・喫茶店編】店舗デザインで重視するべきポイント

 

アースラインはオーナー様に寄り添い、二人三脚で店舗づくりを進めます

 

アースラインは30年以上の経験の中で、カフェのような軽飲食はもちろん、特別な設備が必要な重飲食など、さまざまな飲食業のデザイン・設計施工を担当させて頂きました。豊富な知識と技術で、どのような業態、どのようなご要望にも一つ一つ丁寧に対応させていただきます。

また、デザイン・設計施工のみならず、店舗運営に必要なサポートやトータルプロデュースも行っておりますので、飲食店出店の際は、店舗デザイン専門のエキスパート集団 ”アースライン” に 是非一度ご相談くださいませ。

 

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