店舗づくりコラム

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【幼稚園・保育園・塾・スクール編】内装デザイン・レイアウトで重視するべきポイント

店舗デザイン・設計施工会社のアースライン です。

子どもたちが日常生活を過ごす幼稚園や保育園、学習塾、習い事をするスクール施設。
これらの内装デザインやレイアウトを考えるとき、大人が利用する一般的な施設とは違い、配慮すべき点がいくつかあります。

一番重要なのは、子ども達に危険が及ばないデザインを施すことです。また、子供が利用する場所は汚れるものと心得ましょう。お掃除しやすいこともメンテナンス面・衛生面で重要になります。
更に、子どもたちが環境に早く馴染めるように、明るく楽しい雰囲気を作ることも大切です。

それでは、実際の施工事例を交えてキッズ向け施設のデザインのポイントをご紹介します。

 

隅々まで大人の目が行き届くレイアウトに

 

こちらは弊社でデザイン・設計施工を担当したインターナショナルスクールの内装です。教室の仕切り壁を透明にすることで子どもの安全を見守りやすく、さらに開放的な空間に仕上げています。

このように、子どもの滞在時間が長い施設では、大人の目が行き届くことが大切です。子どもは思いもよらない狭い場所を好んだり、遊んでいるうちに出方が分からなくなることもあります。

遊んでいると思っていたら大人が知らないうちに見えないところでケガをしていたなんてことになっては大変なので、整頓用のスペースは扉のないオープン棚にする、壁ではなくパーテーションで間仕切りするなどして、「入ったのに出られなくなる」危険を排除し、大人の目が行き届くように工夫しています。

 

楽しさと安全を兼ね備えた内装に

 

星 内装

こちらの施工事例では、天井に大きな星のオブジェを配置し、壁面の腰板をカラフルにすることで、楽しい雰囲気を演出しました。

見た目が楽しいだけでなく、壁の丸い装飾にはクッション性の高い柔らかな素材を使用しているため、子供が勢い余って突進しても大丈夫です。
他にも、角は丸めてありますのでケガの心配はありません。

子供にとってはあくまで楽しく、また来たいと思ってもらえるデザインにしつつ、安全面はしっかり配慮してご家族も安心して預けられる内装にしました。

施工事例 キッズ英会話スクール

 

子どもの目線に立って「安全な内装」を考える

 

保育園 内装

一般家庭でも同様ですが、扉にうっかり指を挟んでしまう事故は注意しているつもりでもよく起こってしまいます。
子どもの手が届く高さにはクッション材などをつけ、万が一手指を挟んでも怪我をしないように扉に工夫を施しました。また、ドアを開けたときに他の子が戸袋の方に指を挟む事故もよく起こります。
戸袋の上部にストッパーを付け、隙間を確保することで手指を挟むことが無いように配慮しました。

子どもの手が届かない位置に鍵をつければ、目を離したすきに外に出てしまったり、閉じこもったり、といった危険を回避できます。

子ども用の施設では、泥や食べこぼし、おトイレの失敗などの汚れはどうしても避けられないので、サッとお掃除できるような素材選びも重要です。

床材は水分が浸透しにくく、継ぎ目の少ない素材を選択。自由に遊びまわる空間には、クッション性のある床材を採用することで、転倒時の衝撃を吸収してくれます。クッション性があると音も吸収できるので、下の階への足音が気になる場合にも効果的です。

施工事例 保育園

 

幼稚園・保育園・塾・スクールの内装、などの施設・店舗のデザインならアースラインにお任せください

アースラインでは、これまでさまざまな幼稚園・保育園・塾・スクールの内装を手掛けて参りました。
そのほかの業態も含め、1,500以上の店舗デザイン・設計、施工の経験があり、お客様のご要望を踏まえながら、プロならではの視点でご提案をさせていただきます。

当社へ施工をご依頼いただいたオーナー様を対象に、プロデュースサポート業務を無償で行なっております。施工後のアフタフォローも万全です。
店舗デザイン・設計施工のエキスパート、アースラインにお任せください!

アースライン の店舗づくり

 

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