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新規開業時のターゲット層の設定法

 

新規出店の際、業種や業態など 決めなければいけない項目が沢山あります。
今回は店舗を出店する上で避けては通れないターゲット設定についてお話します。

 

 

ターゲットとは

 

ターゲットとは、食事やサービスなどを利用すると想定されるユーザーの事を言います。
コンセプトの次に決めるべき重要な事項はターゲット層で、これが明確でないとコンセプト自体もぶれ、「個性のない店」となってしまい、お客様にオーナー様の想いが伝わりにくく、集客にも影響を及ぼします。
コンセプトと同じくらい重要な「ターゲット層の設定」はどのようにすればよいかご説明致します。

 

ターゲットの設定法

 

 

年齢や性別、職業、年収、居住地、家族構成など細かな属性情報を元にユーザーを分類し、どの層に来店してほしいかを決めます。
ターゲットを明確にするとニーズや特性などが明確になり、どのような戦略を立てていけばよいかが見えてきます。

ここで大切なのが、単に「20代の女性」や「40代~50代のサラリーマン」などと大まかに年齢だけで分類するのではなく、できるだけ細かく『ある一人』を想定するように意識し、想定される来店理由まで細かく分析します。飲食店を利用する場合はその目的に合わせてお店を選びますのでその目的にも着目しましょう。

例えば、「20代女性のOLが数人でランチをしに」や、「40代~50代の男女が夫婦で休日の夜、ディナーを食べに来店」などと、『いつ・誰が・誰と・どのような場面で・どのような理由(目的)で来店するか』といったところまで細かく分類できるとかなりニーズも絞られてきます。

「ターゲットを絞ってしまうと、それに当てはまる人しか来てくれないのではないか?」と不安に思う方も居るようですが、それはむしろ逆です。

勿論、根底では誰でも来店OKではありますが、きちんとターゲット分析されていないと、誰に向けたサービスなのかが伝わらず、お客様は「私のための場所ではない」と感じてしまうのです。そうなると、お客様は無意識に自分に合った空間を選ぶようになりますので、客足が遠のいてしまいます。
「私のための店だ!」と感じてもらえるとリピーターにも繋がります。

 

ターゲット設定の基準  ~ 立地 ~

 

ターゲットを設定する上で基準となるものの一つが出店予定立地です。

業種や業態、つまり何のお店をやるかを決めるタイミングと同時にターゲットを決める場合もありますが、そうなると先に決めたターゲットやコンセプトに見合う物件を探す必要があり、思い描いていた物件が見つからないなど、高確率で物件探しが難航します。

物件ありきでターゲット分析やコンセプト設定をする方が、契約した物件の周辺施設や近隣住民の年齢層などを観察するだけでよいのでスムーズです。(物件契約前にある程度下調べはして、やりたいコンセプトと大きく異ならないか見極めましょう)

 

ターゲット層を広げすぎない方がよい理由とは

 

 

ターゲットの分析・設定の仕方をお話ししてきましたが、ターゲット層は狭ければ狭いほど戦略を立てやすく、お店の個性も明確になります。
反対にターゲット層を広げすぎてしまうと、誰に対するなんのお店なのかがぼやけてしまいます。

昔は、「お店選びで失敗したくない、食べたいものを確実に食べたい」というお客様が多く、その希望を叶えるべく、「なんでも提供します」といったスタンスのお店が流行っていました。しかし時代が移り変わり、ネットの口コミが発達したことから、他者の評価を参考にお店選びをすることが可能になり、簡単に高評価のお店を知ることができます。
その為、「なんでも提供する」というだけのコンセプトではお客様に響かなくなってしまったのです

つまり、「手広く万人に受けるお店」よりも「自分にぴったりのお店」を探す傾向になっているという事です。

 

ターゲット層を広げるという事は、想定する年齢やコンセプトの幅が広くなりますので、単純にメニューが増えたり、顧客に対する受け皿を広げることになります。
提供メニューが増えれば、それだけ仕入れる材料や調理機器、食器類なども増えるため資金がさらに必要になります。また、調理方法を新人スタッフに教えるなどといったスタッフの手間も増えるのです。

幅広くメニューを展開したがために、仕入れた食材が余ってしまうようなことは避けたいですよね。
ターゲットを決めかねている方は、まずはお店を出店する物件の周辺施設をよく利用する近隣の人をターゲットにするなど、ターゲット層を絞ってスタートしてみましょう。

 

 

株式会社アースライン
株式会社アースラインです。お知らせなどを発信しています。

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