アースラインの考え方


【エステサロン編】内装のポイントと費用相場

アースライン・コラム編集部です。

お客様に「美」と「癒し」を提供してくれるエステサロン。「美」は、エステサロンの技術によりますが、「癒し」の部分において「内装」はとても大きな役割を担っています。
アースライン社長の佐野が、お客様に癒しを感じていただけるエステサロンの内装についてご紹介します。

エステサロン開店に向けて動き始めよう!

エステティックサロン

エステサロンの内装で、まず気にした方が良い点は何でしょうか?

エステサロンで行おうとしている施術内容と内装のイメージが一致しているかどうかが非常に大切です。
例えば、バリ式マッサージの場合はバリ風の内装・小物などで揃え、アロママッサージなら、自然をイメージできるような内装・小物にします。それにより、お客様に高級感や信頼感を与えられます。

また、清潔感もとても大切な要素のひとつです。病院であれば真っ白な空間は清潔感やよい印象を与えますが、エステサロンの場合は無機質に感じ、かえって落ち着かない方もいます。清潔感ももちろん大切ですが、エステサロンならではの高級感やリラックスできるような心地よい空間づくりに配慮しましょう。

店舗コンセプトを明確に

店舗のコンセプトに迷っているオーナー様もいらっしゃいます。そのような状態で相談してもいいのでしょうか?

そうですね。むしろ出店場所も決まっていないような初期の段階でご相談いただいたほうがより的確なご提案ができるのではないかと思います。「店舗コンセプト」「費用」「施術内容(メニュー)」といった詳細を、まずヒアリングします。

もし、内装イメージと施術内容とが異なっていたような場合は「コンセプトと少しずれるのでこのように変更したらどうか」と、お伝えすべきことはしっかりお伝えするのも私たちの役目だと考えています。

出店場所の契約前に相談を

ご相談のタイミングは、店舗の賃貸契約前である初期の段階をおすすめします。
出店場所を契約してからのご相談だと、例えば「個室を作りたかったのに大家さんの許可が出ない物件だった」「周辺にターゲット層がいなかった」など、後からではどうにもならない問題が出てくることがあります。

早めにご相談いただければ、店舗の出店場所や気を付けるべき点などを細かくサポートできますので、その後の順調な店舗経営につながります
通行人の多い路面店

店舗の賃貸契約前から相談した方がいいのですね!出店場所は、やはりエステサロンも路面店がいいんでしょうか?

エステサロンは、路面店でなくて大丈夫です。飲食店なら看板を見てふらりと立ち寄る、ということがあるので、人の目につくことが大切。路面店や目立つ場所にあったほうがいいでしょう。

しかし、エステサロンの場合は、インターネットなどであらかじめ調べ予約してから来店する方がほとんどです。むしろ店舗に入る姿を知り合いに見られたくない方も多いので、わざわざ家賃の高い路面店を選ぶ必要はありません

出店場所は大きな街の方がいいですか?

利用者の利便性を考えると、電車の路線が複数ある駅で、駅から徒歩5分圏内だと、乗り換えのついでにエステサロンに足を延ばしやすいでしょう。

エステサロンなら、比較的新しくてきれいなビルがいいですね。清潔感があるビルだと、自分もきれいになれそうなイメージが湧いてきます。

また、美容系の店舗が入っているビルもおすすめです。お客様も入りやすいですし、ビルのオーナー様もこれまでの経験がありますので、入居しやすい場合が多いんです。

1つのビルの中に美容系の店舗が集まっているということは、他店舗を訪れたお客様に気づきを与え、結果として集客につながることも少なくありません。

エステサロン店舗内装のデザイン相場や費用

エステティックサロン

エステサロンを開業する際、費用の相場はどれくらいですか?

エステサロンは、飲食店や美容室などと違って、厨房機器やシャンプー台など大型の専用設備が不要なケースがほとんどです。必ずしも商業施設用の専門的な物件でなくてもいいですし、大規模な設備工事は必要ありません。そのため、比較的安い金額に抑えられます。

揃えておくべき設備を教えてください。

設備面でエステサロンに必要なものは、施術台や消耗品など。
これらはさほど高額なものではありません。施術台は中古も手配できるので、数十万円あれば、ある程度のものがそろえられます。

施術の部屋を個室にしたい場合、気を付けるべき点はありますか?

個室は、完全な個室とカーテンなどで仕切った半個室があります。施術室をどのように設置するか、あらかじめ決めておきましょう。
完全個室は、半個室に比べて高級感が高まります。施術内容、部屋の内装、施術費用とのバランスがとれていると、お客様の満足度も向上し、リピーターへとつながります。

ただし個室にすることで、各部屋にエアコンや煙感知器をつけるための費用面がかかります。さらに、ビルによってはエアコンの増設が出来ないところもありますので、契約前に必ず確認を。こういったトラブルを防げるのが早めに施工会社に相談しておくメリットですね。

エステサロンの内装にどれくらいの費用をかければいいのか、悩む方も多いようです。

エステサロンは安らぎの空間として、非日常的な雰囲気をいかに感じさせるかが重要です。ゆったりと過ごせる空間を作るためには、クロスや照明、お香、防音処理など、さまざまな箇所で気をつかうべきです。

エステサロン内装のポイント

エステティックサロンの内装

癒しの空間を作るための光の演出や内装ポイントを教えてください。

エステサロンの場合、施術室に自然光を取り入れることは少ないですね。南向きに窓があったらほとんどの場合、カーテンなどで光を抑えます。

照明の光は、部屋の雰囲気づくりに大切なポイントです。「エントランスや待合スペースは、寒色系で清潔なイメージ」「施術室は、ゆっくりとくつろげる暖色系の色(電球色)やスポットライトなどの間接照明」といったように場所によって使い分けることで、日常から非日常への変化を演出できます。

メンテナンスのしやすさなども考慮した方が良いのでしょうか?

エステサロンはメンテナンスのしやすさよりも、雰囲気を重視してOK。コンセプトに合った雰囲気の良いものを選びます。飲食店ほど来店客数は多くないため、さほど汚れません。

上質な空間を演出するためにじゅうたんを使いたい方もいると思いますが、キレイに保つのはやはり大変ですか?

絨毯のメンテナンス費用は1回で5万円~10万円ほど。その点、タイルカーペットなら汚れた部分だけを剥がし、新しいものを張り替えるだけなので、メンテナンスもしやすく、よく使われています。

いま流行のエステサロンの内装とは、どういうものですか?

流行というよりは、コンセプトがしっかりしていてオリジナリティがあり、他のエステサロンと差別化できるものを持っている店舗が集客を伸ばしているようです。

エステサロンは、高単価なオーダーメイド志向のケアと手軽にできるセルフ型の二極化が進んでいます。オーダーメイド志向の方々においては、より高いリラクゼーション効果やQOL(クオリティ オブ ライフ)を提供する施設が人気を博していますので、ただ高級感があればいいというものではなく、差別化できるようなプラス要素が必要です。

また、集客はWEBに完全にシフトしているため、インスタ映えするような店舗内装も大切です。

店舗の内装デザインはアースラインにおまかせください!

店舗デザイン専門のエキスパート集団「アースライン」では、物件探しからアフターフォローまで店舗づくりをサポート。30年以上の経験に基づいた確かな知識と技術で、オーナー様が望むオンリーワンの店舗をカタチにします。

アースラインは、大掛かりな設備が必要な重飲食がもっとも得意。その経験に裏打ちされた確かな知識と技術で、どのような業態でも対応することが可能です。カフェやレストランなどの飲食店のほか、クリニック、サロン、アパレル、スクールなど幅広い業態の施工事例・実績をもっています。

お問い合わせ・お見積もりを無料で行っていますので、店舗づくりについてのご相談はお気軽にお問い合わせください。

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