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【店舗デザイン】お客さまに喜んでいただく飲食店とは

アースライン・コラム編集部です。
人が飲食店に行くときの思いはさまざまです。「おいしいものを食べたい」「親しい友人と語り合いたい」「うまく仕事がいくよう接待したい」……このような思いを実現するには、それぞれの場にあった店舗デザインが必要です。

今回は、アースライン社長の佐野が、来店されたお客さまに喜んでいただける店舗デザインについてご説明します。
会食にて挨拶

お客さまが外食する真の目的を考慮した店舗デザイン

飲食店を作ろうとした場合、何から考えたらいいのでしょうか?

まずは、お店のコンセプトを明確にしましょう!そうすることで「どのような立地にすべきなのか」「どのようなサービスをすればお客さまに喜んでもらえるのか」「どのようなお客さまが来店するのか」といったシチュエーションが想定できます。

なかでももっとも大切なのは、お客さまがどのような目的で来店するのかです。お客さまは食事をする場としてだけではなく、「家族との団らん」「リラックス」「大事な方との会食」といったように、さまざまな目的を伴って食事にいらっしゃいます。

店舗デザインをする際にそのお客様の目的を意識していないと、いくら内装にこだわっても、まったく集客できないことがあるんです。

言われてみれば、きちんとした話をしたいときには落ち着いた静かなお店にするなど、目的によってお店を使い分けています

お客さまは自然とお店を選んでいますよね。できるだけ多くのお客さまのご要望をかなえるため、お店に食事に行く真の目的を深く考慮して、店舗デザインを行っています。
特別なお食事会

さまざまなシチュエーションを想像した店舗デザイン

佐野社長が考える目的に沿った店舗デザインとは、どのようなものでしょうか?

たとえば、ファミリー層の来店が見込まれる場所に和食店を出した場合、ファミリー層に好まれる内装デザインやメニュー構成にします。

本当に居心地のよい店にするには、どのような人がどのようなシチュエーション来店するのかという想像力を膨らませて、店舗もデザインする必要があると感じています。

どういったシチュエーションで利用するお店か、具体的にイメージすることが大事なんですね

ハワイアンをテーマとするお店なら、お客さまに楽しい気分になってもらいたいので、インテリアもハワイや夏をイメージさせ、インスタ映えするようなものを揃えます。

このようなお店は友達とワイワイ行きたいお店であり、仕事の話をする場ではないですよね。仮にこの店舗が、ビジネス利用のお客さまで大半を占める場所にあるのならば、その利用目的に合った店舗コンセプトが求められます。

アースラインは、通常より一歩踏み込んだ形でTPOにあわせたお店づくりを行いたいと考えています。提供されるサービスと来店されるお客さまの目的が合っているかどうかまでしっかりチェックする。そのような提案をすることが、再度お客様が来店されることにつながるように思います。

アースライン施工事例:吉祥寺 ALOHA酒場アロハ酒場

お客さまが想像するサービスと実際のサービスとの合致

そういえば最近、ご家族で外食に行かれたそうですね!

家族でエスニック料理を食べに出かけました。味は美味しかったのですが、メニューに写真がないため料理のイメージが湧かず、辛さの度合いも書いていなかったため、頼みにくいのが残念でした。

隣のテーブルには小学生ぐらいのお子さんを連れたご家族がいました。でも、辛い料理がどれかもわからないので、なかなか頼むメニューが決められないんです。店員さんは日本語を話せるのですが、忙しそうにしているとなかなか聞きづらいですよね。

思っているようなサービスがされないと、どうしても不満ばかりが残ってしまいますね

お店づくりは、建物や内装といったハード面も大切ですが、雰囲気などのソフト面やサービスも大切です。現地を感じさせる内装やお料理は素晴らしく、お客様にインパクトを与えてくれます。一方、店内に料理の写真を飾ったりメニューに辛さの表示を入れたりするといった、細やかなサービスもリピーターにつなげるには欠かせない要素なんです。

魅力ある店舗にするため、内装でできる部分はいっぱいあります。小さいお子さんが来てもいいようにソファー席をつくるのも、お客さまに喜んでいただけるポイントの1つです。「どのような人がどのような目的で来店するのか」を大事にして、一つひとつの小さなポイントを拾い、お店作りを提案していきたいと思っています。

お子さんとの外食

さまざまなパターンを想定し、お客さまの満足度向上を図る

「どのような人がどのような目的で来店するのか」をつきつめると、ターゲットが絞られてしまうようにも感じますが?

もちろんすべてのお客さまにご満足いただきたいのですが、ある程度ターゲットを絞ることで、より具体的にお客さまのご要望にお応えできるようになります。

お店に来店されるお客さまには、家族・友達・カップルなどいろいろなパターンがあります。それぞれにあわせたサービスやお料理などを組み合わせて提供することで、お客さまの満足度は向上していくんです。

一番多いと思われるお客さま層のパターンのトップ3を想定するだけでも、だいぶ目的が網羅できるかと思います。

和食であれば、「靴を脱いで入る小上がりが必要なのか」「テーブル席は必要なのか」「個室が要るのか」など。イメージが膨らむと、やるべき施策が明確になってきます。

高齢者だから座敷がいいだろうと思っていても、靴の着脱や、正座の姿勢がツライといった理由で、イス席をご希望される方も多いですよね

以前は、高齢者がいるので和室、という発想もありましたが、いまは違います。高齢者には、足が痛く正座をしたくない方も多いので、イス席が好まれまる傾向にあるんです。このような高齢者への配慮も求められるところですね。

アースラインでは、最初にご相談いただいた段階で、そういった配慮が必要な部分までアドバイスすることが可能です。カッコイイ店、オシャレな店を作るというところで留まっていると、お客さまの喜びにつながるサービスまでたどり着かないんです。
お座敷のある飲食店

お店をつくるには、お客さまが外食する真の目的まで深く考えることが大切なんですね!

実際に利益をだしているお店は、目的にあったサービスができており、お客さまに満足いただいています。今後飲食店が生き残っていくには、お客さまが外食する真の目的まで考えた店づくりをしていくべきだと感じています。

店舗デザインはアースラインにおまかせください!

店舗デザイン専門のエキスパート集団「アースライン」では、物件探しからアフターフォローまで店舗づくりをサポート。30年以上の経験に基づいた確かな知識と技術で、オーナー様が望むオンリーワンの店舗をカタチにします。

アースラインは、大がかりな設備を必要とする重飲食がもっとも得意。その経験に裏打ちされた確かな知識と技術で、どのような業態でも対応することが可能です。カフェやレストランなどの飲食店のほか、クリニック・サロン・アパレル・スクールなど幅広い業態の施工事例・実績をもっています。

お問い合わせ・お見積もりを無料で行っていますので、店舗づくりについてのご相談はお気軽にお問い合わせください。

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