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08:店舗デザイン料の相場と内訳|店舗デザイン・設計・施工の費用構造をわかりやすく解説
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店舗デザイン料の相場と内訳|店舗デザイン・設計・施工の費用構造をわかりやすく解説
「店舗デザイン・設計・施工の見積もりにある『デザイン費』『設計費』って、結局いくらが妥当なの?」――いざ見積書を比較する段階になって、デザイン料の相場感がつかめずに迷われるオーナー様は少なくありません。建物の工事費は坪単価で説明されることが多い一方、デザイン料は会社ごとに表示の仕方が違い、内訳が見えにくいのが実情です。さらに、デザイン料は「内装工事費に含まれるケース」「別途で請求されるケース」「設計のみを依頼するケース」で金額の意味合いがまったく異なります。この記事では、店舗のデザイン料が何のためのどんな費用なのか、相場の考え方、内訳、契約形態による違いを整理し、見積書を冷静に読み解くための視点をお伝えします。
店舗デザイン・設計・施工におけるデザイン料とは|内装工事費とは別物の「知恵と時間」への対価
店舗のデザイン料は、簡単に言えば「空間を考え、図面化し、施工につなげるまでの知的作業」に対する対価です。内装工事費が「材料費+職人さんの作業費」だとすれば、デザイン料は「企画と設計に費やされる時間・経験・ノウハウ」への費用と整理できます。
■ デザイン料がカバーする業務範囲
具体的には、コンセプトの言語化、平面レイアウトの作成、内外装のデザイン案、パース(完成予想図)の作図、詳細図面の作成、什器や照明の選定、保健所・消防への届出図面の準備、施工中の設計監理(現場での意図のすり合わせ)まで、幅広い業務が含まれます。これらは目に見える成果物(図面・パース)として残るものもあれば、現場での判断や調整のように「時間として消える」ものもあります。デザイン料の相場が読みにくいのは、こうした「目に見えない作業」がどこまで含まれるかが会社によって違うためです。
■ なぜデザイン料の負担が必要なのか
「とりあえず工事だけ頼めば、内装は職人さんが上手にまとめてくれるのでは?」というご質問もよくいただきます。しかし、店舗はお客様の体験・スタッフの動線・法規制・設備の整合性など多くの要素を同時に満たす必要があり、ここを設計の力で組み立てなければ、見た目は整っても運営しにくい、あるいは法規上の手戻りが発生する空間になりかねません。デザイン料は「最初から失敗を減らすための投資」とも言えます。とくに重飲食(ラーメン・焼肉・寿司など設備負荷の高い業態)では、排煙・換気・厨房レイアウトと内装デザインを同時に組み立てる必要があり、設計の精度が完成度を左右します。私たちアースラインでは、創業から23年以上にわたり重飲食からミシュラン掲載店舗まで幅広く手がけてきた経験を、デザイン料に見合う設計提案として反映するよう努めています。
店舗デザイン料の相場|施工費全体との関係で考える
店舗のデザイン料は、面積や工事規模が大きくなるほど、検討すべき項目・図面の枚数・現場での調整時間が増えていきます。10坪のカフェと50坪の大型レストランでは、必要となるレイアウト検討量も、設備調整の複雑さもまったく違います。そのため、デザイン料を判断するときは、「絶対額だけでなく、施工費全体の規模感とのバランスで見る」のが現実的な考え方です。
■ 施工費全体の規模感を業態別に押さえる
デザイン料の妥当性を判断するには、まず自分の業態でどの程度の施工費規模になりそうかをイメージしておくと参考になります。アースラインのこれまでの実績では、業態ごとの施工費の目安は以下のような範囲です。
- 重飲食(居酒屋・和食・中華・寿司・焼肉など):10坪1,000万円〜、20坪1,800万円〜
- 軽飲食(カフェ・バーなど):10坪800万円〜
- 高級飲食店:一般店舗は坪単価90〜100万円程度、高級店舗は坪単価120万円〜
- 美容室・サロン:坪単価90万円〜
- 物販(アパレル・雑貨など):坪単価70万円〜
この施工費規模に対して、「コンセプト立案からどこまで関わってもらうか」「図面はどの精度まで必要か」「設計監理まで含むのか」によって、デザイン料の位置づけが決まっていきます。一般的な参考値として、施工費の一定割合をデザイン料の目安とする考え方が語られることもありますが、業態・規模・依頼範囲によって幅があるため、絶対的な基準として捉えず、見積もり時に内訳を確認するための材料として考えるのが安全です。
■ 業態によって「デザイン料が反映される領域」は変わる
同じ施工費規模でも、業態によってデザイン料の使われ方は変わります。軽飲食はカフェ・バーの世界観づくりに、重飲食は厨房・排煙・給排水と内装の整合性に、高級飲食店は素材・照明・什器の細部に、美容室・サロンは水まわりと施術空間の動線設計に、物販店舗は陳列什器と照明計画に、それぞれ設計の比重が置かれます。「業態の難所」と「自分のお店が一番こだわりたい部分」を把握しておくと、デザイン料の内訳が見えやすくなります。
■ 相場を見るときの注意点
上記の業態別目安はあくまで目安であり、物件がスケルトンか居抜きか、用途変更が必要か、立地が特殊か、といった条件で必要な作業量は変動します。また、近年は材料費・人件費の高騰により施工費そのものが上昇しており、デザイン料の絶対額もそれに連動する傾向にあります。費用の考え方やご相談の流れは、アースラインの費用目安ページも参考にしていただけます。
店舗デザイン料の内訳|何にお金が使われているのか
「デザイン料」と一言でまとめられがちですが、その中身は複数の業務の集合体です。ここでは、見積書で「デザイン費」「設計費」「設計監理費」などと表記される費用の中身を5つの工程に分けて整理します。
■ ① コンセプト立案・企画フェーズ
ヒアリングを通じて、お店のコンセプト・ターゲット・利用シーン・差別化ポイントを言語化する工程です。アースラインでは、ディレクター(専任の進行担当)がオーナー様の想いをじっくりお聞きし、デザイナーへ橋渡しします。ここでの精度が、その後の図面・パース・施工の方向性を決めるため、デザイン料の中でも見落とせない比重を占めています。
■ ② 平面レイアウト・基本デザイン
客席数、お客様の動線、スタッフ動線、厨房・バックヤードの配置、トイレ位置などを盛り込んだ平面プランを作成します。複数案を出して比較検討するケースも多く、レイアウト次第で実現できる席数や運営効率が大きく変わるため、繰り返し調整が入る工程です。
■ ③ デザイン提案(パース・素材・照明・什器)
外観・内装の完成予想図、素材サンプル、照明計画、什器の選定などを通じて、お店の世界観を具体的なビジュアルに落とし込みます。図面だけでは伝わりにくい部分について、ショールームや実物を見ながら検討することもあり、デザインの密度が大きく上がるフェーズです。
■ ④ 詳細図面と法規対応
施工可能な精度の実施図面、設備図面、建具・什器の詳細図、そして保健所・消防・建築基準法への対応図面を作成します。とくに重飲食・深夜営業・用途変更を伴う物件などでは、ここでの設計力が後の手戻りを防ぎます。
■ ⑤ 設計監理(施工中の意図の維持)
着工後、現場で設計図と実寸法を照合し、材料や納まりを再検討する作業です。図面では想定しきれなかった部分を現場判断で調整しつつ、デザインの意図がブレないように管理します。アースラインのようにデザイン・設計・施工を自社で一貫管理する体制では、この監理が日常的な工程会議の中で行われるため、外注のやり取りに比べて意図が伝わりやすい構造になっています。
契約形態によるデザイン料の違い|「一括」「デザインのみ」「施工のみ」
店舗のデザイン料は、どの契約形態で依頼するかによって、見え方も金額構造も変わります。アースラインでも、オーナー様のご事情に合わせて「デザイン・設計・施工の一括依頼」「デザイン・設計のみ」「施工のみ」の3つの契約形態をご用意しています。ここでは、それぞれのデザイン料の位置づけを整理します。
■ ケース1:デザイン・設計・施工を一括で依頼する
もっとも多いパターンで、デザインから施工までを一社に任せる形です。この場合、デザイン・設計費は施工費の中に組み込まれるか、明示されつつも一体で見積もりが組まれる形が一般的です。設計内容と施工内容を一体で調整できるため、「デザインで描いた仕様が施工費を圧迫する」「施工側の制約でデザインが大幅に変更になる」といったズレが起きにくいのが利点です。一貫管理の体制下では、設計監理の手間も内製化されるため、結果としてトータルコストを抑えやすい構造になります。
■ ケース2:デザイン・設計のみを依頼する
すでに信頼できる施工会社が決まっているケースなどで選ばれる形です。図面と仕様書を成果物として受け取り、それをもとに施工会社が見積もり・施工を進めます。注意点としては、設計者と施工者が別になるため、現場でのすり合わせが工程に組み込まれることです。設計監理の範囲を契約時に明確にしておくと、トラブルを防ぎやすくなります。
■ ケース3:施工のみを依頼する
他社で作成したデザイン・設計をもとに、施工のみを依頼する形です。この場合、施工会社側の見積もりにはデザイン料は含まれず、図面と仕様書を前提に施工費が算出されます。デザイン料は別途、設計会社へお支払いいただく形になります。
■ アフターメンテナンスまで含めて費用を考える
初期のデザイン料が安く済んでも、設計の不備で後から手戻りが発生したり、開業後のメンテナンス費用がかさんだりすれば、トータルでは割高になります。長期的な視点で「デザイン料 × 施工品質 × アフター対応」をセットで比較することが、賢い投資判断につながります。施工事例は施工事例ページでもご確認いただけますので、業態ごとの仕上がりを参考にしていただくと、デザイン料の妥当性を判断しやすくなります。
デザイン料を賢く活かすためのポイント|見積書を読み解く視点
デザイン料は、単純に「安いほどよい」「高いほど良いデザイン」と言い切れない性質の費用です。ここでは、見積書を比較する際に確認しておきたい視点を整理します。
■ デザイン料に含まれる業務範囲を確認する
「デザイン費」と一括で書かれていても、コンセプト立案だけなのか、詳細図面まで含むのか、設計監理まで含むのかで、実質的な作業量はまったく違います。安く見える見積書でも、設計監理が含まれていなければ、現場での調整費が後から別途請求される可能性があります。「どこまでがデザイン料の範囲か」を契約前に確認することが、もっとも基本のチェックポイントです。
■ 修正対応の回数・追加料金の条件を確認する
デザイン案は一度で固まるものではなく、複数回の打ち合わせを経て精度が上がっていきます。修正対応の回数に上限があるのか、上限を超えた場合に追加料金が発生するのか、といった条件は、会社ごとに方針が異なります。アースラインでは、オーナー様にご納得いただけるまでプランの調整を重ねる姿勢で進めており、初回相談・現地調査・プレゼンテーションまでは無料で対応しています。
■ 設計監理を誰がどのように担うかを確認する
着工後の現場での意図のすり合わせは、店舗の仕上がりに直結する重要な工程です。設計監理の頻度(週に何回現場に入るのか)、責任の所在(設計者と施工者が別の場合の調整窓口)、追加費用の発生条件などをあらかじめ確認しておくと安心です。デザイン・設計・施工を一貫管理する会社であれば、この調整が日常業務に組み込まれているため、契約後の不安要素を減らしやすくなります。
■ 安すぎるデザイン料にも注意する
極端にデザイン料が安い見積もりは、業務範囲が限定的、あるいは施工費に上乗せされている可能性があります。施工費とデザイン料を合算した総額で比較したうえで、業務範囲と前提条件を含めて判断することが大切です。アースラインは、東京都港区東麻布に拠点を置き、東京23区を中心に全国対応で店舗づくりに関わらせていただいています。見積もりや業務範囲のご相談についても、無料でお気軽にお問い合わせいただけます。
まとめ|デザイン料は「金額」より「中身」で判断する
店舗デザイン・設計・施工のデザイン料は、業態・規模・依頼範囲によって幅があり、絶対額だけでなく施工費全体の規模感とのバランスで考えることが大切です。見積書の数字だけを横並びで比べるのではなく、「コンセプト立案から設計監理まで、どこまで対応してくれるのか」「契約形態によってデザイン料の意味合いがどう変わるのか」を理解したうえで、トータルコストと長期的な価値を含めて判断することが、後悔の少ない店舗づくりにつながります。
株式会社アースラインは、23年以上の実績と、重飲食からミシュラン掲載店舗までの幅広い経験を活かし、企画・店舗デザイン・設計・施工を自社で一貫管理してご提供しています。「予算に対してデザイン料が妥当なのか不安」「内訳の意味を一緒に整理してほしい」といった段階のご相談からでも、お気軽にお問い合わせください。費用の目安は費用目安ページでもご確認いただけます。
株式会社アースラインです。お知らせなどを発信しています。
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